変数とは
プログラミングをしたことのない人にとってまず変数とはなんなんだってところから説明しないとわからないと思うので、まずは変数の説明から。
変数とは、数値を保存するメモリーの場所のことです。
コンピューター言語を用いて、プログラミングをするにあたって、コンピューターは数値しか扱えないということを理解しておかないといけません。ただ、かってに数値がおけるわけではありません。OSなどのコンピュータを動かすメモリの場所に自分が勝手に数値をおいてしまうとOSの挙動に問題を起こしてしまいます。(C言語で作られているWindowsやMacでポインターの場所をちょっとずついじると実はOS領域の内容を見ることも書き換えることも実際にはできますが。)
変数の種類
変数の種類はじつはいろいろとある。メモリーの確保する長さとかで変わるが、基本的にはintを使用することが多い。
以下の表に変数とその変数で扱える数値の幅を記載する。
データ型の種類 | 名称 | 消費メモリ | 範囲 |
---|---|---|---|
byte | バイト型 | 1バイト | -128~127 |
short | 短整数型 | 2バイト | -32768~32767 |
int | 整数型 | 4バイト | -2147483648~2147483647 |
long | 長整数型 | 8バイト | -9223372036854775808~9223372036854775807 |
float | 単精度浮動小数点数型 | 4バイト | ±3.40282347E+38~±1.40239846E-45 |
double | 倍精度浮動小数点数型 | 8バイト | ±1.79769313486231570E+308~±4.94065645841246544E-324 |
基本的に実務では、intとdoubleを使うことが多いと感じる。また、longもflotも補助的に使うことがあると感じる。他の変数は基本的に実務では使っていないように感じる。(メモリーが大容量になっている今現在でほとんどメモリーの節約等で変数を使い分けるみたいな使い方は少ないようにも思える。)
参考文献