ちょっとマニアックなSH-52AというWi-Fiルータで起こったトラブルに関しての一連の経緯を。
このファームウェアの不具合を抱えている人は多いと思いますし。
ただ、DoCoMoのSPモードでの通信に関する不具合でなく、初期設定のままで使用されているのであれば全く関係のない問題。
不具合の症状
38JP_2_03F→38JP_2_03Gへ本体の画面からアップデート操作をすると、「更新不可」の文言だけ表示され、ファームウェアのアップデートがされない。
ファクトリーリセット等の処理をしたとしても再発する。
https://www.docomo.ne.jp/support/product_update/sh52a/index.html
不具合で影響を受ける動作
ファームウェアのアップデートをしないことで発生する不具合は以下。
- トップ画面上に表示されるデータ使用量が0GBからカウントされない。
- configデータの操作ができない。(configの画面には遷移するが、ログインができない。)
- 上記の影響で受ける問題は以下
* APNの書き換えが不可。(これって総務省さん、意図的なロックではと思うのですが。)
* SSIDなどのアクセス名、個別のパスワード設定変更が不可。
- 上記の影響で受ける問題は以下
初期対応(DoCoMo代理店 H店)
- 該当の不具合を確認していない。
- SHARP側へ問題提起するが、現段階で修理対応はしない。
上記の対応だけでに関してもDoCoMoさんおかしくないですか。
上の不都合も伝えさせていただいたが、それでも上記の一点バリ。
いったんこの時は引き下がる。(1月中旬)
友達のAくんへ相談
実はSH-52Aの端末を持っているのは私だけでなく、Aくんも持っていた。
LINE上で上記不具合と同じ症状が起こっていないか確認してもらったところ、
同じような不具合が報告されているとのこと。
再度別の代理店(DoCoMo代理店 K店)で対応審議
先日別の代理店であるK店に来店し、再度修理依頼を出す。
この時にはメーカー修理対応にするとのことで対応されました。
一応これでメーカー行きは決定しました。
果たしていつ修理から上がってくることか。
基盤修理になることも示唆されているので、昨今の半導体不足を考えると長期化しそうな予感しかない。
また、過去のtwitterの内容を精査すると、修理に2ヶ月を要したという話もある。
残債が残っている状態で代替機もいただいていない状況で、1ヶ月以上待たせるのであれば、
残っている残債の支払い等に関してもDoCoMo側と協議しなくてはならない。
今回の修理対応で思うこと
まずは、DoCoMo側で修理の可否に関する対応が二つの代理店で分かれていることに甚だ遺憾である。
同じ症状のままで出したのにもかかわらず、別の対応をするのはおかしい。
もし私が別の代理店を訪れなかったら、修理しなかったんですかといいたい。
同じようなアップデート不具合に合っている人がいれば
このページを参考にして同じようなアップデート不具合があるという人がいれば、是非このページを見せて
他の人も同じような状況で修理対応していただいたということをお伝えしてもらいたい。
総務省さんに聞きたい
もし解決しなかった時は総務省さんの携帯電話の部門に(不要な?)アップデート情報を流して
意図的にSIMロックと同様の状況を作り出している端末がある
とお伝えしたいのですが、どこに連絡すればいいんですか。
全然分からないのですが。
修理品の受領と修理内容
先日修理品が帰ってきました。
修理期間は1週間、受け取りまで1週間かかったので、計2週間分の期間がかかったことになります。
修理内容は、基盤交換。
ただ、中のIMEIが変わっていなかったことから、4Gと5Gの基盤部分には触っておらず、
SSIDが全然違うものになっていたことから、WiFi部分の基盤のみ交換したと考えられる。
もしかしてwpa3に対応していない基盤は基板交換しない限りアップデート出来ない可能性が捨てきれない(旧基盤はwpa2のみしか対応していなかったような気がする。ファクトリーリセットしてもwpa2のパスワードがかかっていたので)
もちろん、外装に関しては使い回し。修理前後で全く変化がなく、自分がつけてしまった殴打傷もそのまま。
修理費は発生せず。(これは残債が残っていたから、0円になったのか、それとも、DoCoMoの保険に加入していたから0円になったのか、
それとも、メーカが何らかの不具合を隠しているので、0円で修理したのかは不明)。
データカウント等に関しても復活し、動作に関しても問題ない。Configも編集できるようになる。
ただ、データカウンターに関しては三倍速レベルでカウントしていっちゃうんですが。
まあ、別に端末上のカウントなんて気にしてないんでいくらカウントされても困らないと言えば困らない。
直すなら最初から直せ(クレーム入れる)
仕方がないか、今回はDoCoMoの本社側へクレームを入れるような判断をした。
代理店によって修理対応が分かれるのは意味がわからない。
基本的に同じような対応をしろよといいたいので、対応が別れていることに関してクレームを上げさせていただいた。
(余談)バンド潰し
最近のスマホやルータで多いのがバンド潰し。(あえてこの表現をさせていただく。)
W03やW04,W05ではメーカー非推奨ではあるが、楽天モバイルのバンドが取得できるのにできないようなプログラミングをされていることを逆手にとり
旧ファームウェアへのダウングレードと特殊なソフトウェアによる書き換えで対応できるなどという
こざかしい方法をとらなければ他社SIMを使えないようにしている事例もある。
こういうことをするのどうにかならないですかね。
バッテリー膨張にともなう外装修理
バッテリーが完全に膨らんでしまい、結局またもや使い物にならなくなってしまったため、再度修理。
今回の修理では、リチウムイオンバッテリーの交換と押してしまった外装パネル交換、打撲痕があったため、その部分の修理。
携帯保証加入のため、免責金額の3000円の支払いのみが発生。
よく考えれば、保険料で毎月500円、年間6000円払っているわけだが、結構使っていなかったが、今回は入っていて良かったなと思う。
三回目の基盤。今回の基盤こそと思うところではあるが、これがはずれかあたりかは不明。
ちなみにDoCoMoオンラインでの取扱も代理店での取扱もなくなってしまったわけで、修理部品がいつまで提供されるかどうかもわからない。残債があるので、携帯保証をなくした場合には残債ごと買取になってしまう可能性もあるので、外すわけにはいかない。
まあ、まだまだ使いますよ。
生産中止とバッテリー問題
結局のところ、バッテリーの交換により、モバイルルーターの動作時間も延び、正常に動くように改善された。とりあえず、製品の交換部品がでる限りは使おうとは思う。5Gのミリ波を取得できる唯一の製品であるし。
SH-54Cと残債
SH-54Cが発表され、新機種のほうがいいかと思っている。ただ、大きさもさほど変わらない機種であるため、それほど廃熱問題等が解決されているようには思えないため、残債がなくなってから購入を考えたいところ。
HR-01への買い替え
結局SH-54Cでも発熱問題が解決していないらしい話を聞く。そのため、小型のモバイルルーターはやはり廃熱という部分がネックになっているので、あきらめた。コンセントさえあれば、ホームルーターに普通の5Gシムカードを入れることで同様に5G通信が、あまり熱問題を考えずに、できることがわかったため、ドコモのホームルーターのHR01Aを購入して、usb type-cの変換器を使ってモバイル運用している。
それでも炎天下35度の屋外では若干熱暴走気味。
HR-01 usb type-c変換キット