はじめに
- 当記事では、Watson Knowledge Catalog for CP4DaaSで使用できるMetadata Enrichment機能について説明を記載しています。
- 当記事の説明や画面キャプチャは2022年6月時点のものです。
- 本機能のマニュアルは以下をご参照ください。
前提作業
- プラットフォーム接続にDb2接続を作成
- カタログおよびプロジェクトの作成、それぞれに管理者権限の追加
- カテゴリーの作成、管理者権限の追加
- ビジネス用語(日本語)の登録
- Db2 on Cloud環境へのテーブル作成とデータ投入
- メタデータ(表名、列名):英語
- 投入データ:日本語
- プロジェクトからメタデータインポート
- インポート先:プロジェクト
Metadata Enrichment実施の流れ
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詳細を定義します。
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データ・スコープを設定します。
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各オプションを指定します。
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スケジュールおよびEnrichment再実行時のデータ・スコープを設定します。
Metadata Enrichmentの結果
- プロファイル・データ
- 品質の分析
- 「データ品質」列から、表および列のスコアを確認することができます。
- また、「データ品質の詳細の表示」からデータ品質違反を確認することができます。
- 「データ品質」列から、表および列のスコアを確認することができます。
- 用語の割り当て
- 「ビジネス用語」列から、表や列に割り当てられたビジネス用語を確認することができます。
- 自動でビジネス用語が割り当てられなかった資産に関しては手動でビジネス用語の割り当てを行います。
ReviewおよびカタログへのPublish
- Enrichment結果の確認後、結果をReviewし、カタログへのPublishを行います。
まとめ
- Metadata Enrichmentを使用することで、データの統計情報の把握や品質の分析、用語の割り当てを行うことができました。
- また、Enrichmentの結果をReviewし、カタログにPublishすることができました。