検証用途でプロキシ環境下のWindows ServerでOneLakeファイルエクスプローラーをインストールする際に詰まったため、備忘録としてまとめました。
要約
- プロキシ設定はシステム環境変数に追加
- Windows Searchサービスの有効化が必要
1. システム環境変数の設定
システム環境変数の設定から、下記のようにプロキシ情報を設定する。
変数 | 値 |
---|---|
http_proxy | http://proxy.example.com (実際のプロキシ情報を設定) |
https_proxy | http://proxy.example.com (実際のプロキシ情報を設定) |
2. Windows検索サービスの有効化
サーバーマネージャ > 管理 > 機能と役割の追加」から「Windows Searchサービス」を追加。
3. OneLakeファイルエクスプローラーのインストール
公式サイトからOneLakeファイルエクスプローラーをダウンロードし、管理者権限のPowerShellで以下を実行。
Add-AppxPackage -Path .\Onelake_PuPr_****.msix # ダウンロードしたファイルのパス
サーバを再起動し、ログイン画面が表示されることを確認。Fabricワークスペースへのアクセス権があるアカウントでログインすれば利用可能です。
上記手順でOneLakeファイルエクスプローラーが起動しない(タスクバーにアイコンは出るのに操作できない)場合は、以下を試してください。
参考
試行錯誤の過程で、下記のものをインストールしました。
Microsoft.UI.Xaml.2.8 (appxファイル)
2.8系のAssetsから、Microsoft.UI.Xaml.2.8.x64.appxをダウンロードする。
https://github.com/microsoft/microsoft-ui-xaml/releases?q=2.8&expanded=true
Microsoft.VCLibs.x64 (appxファイル)
https://aka.ms/Microsoft.VCLibs.x64.14.00.Desktop.appx
アプリインストーラー (msixbundle)
https://aka.ms/getwinget
インストール方法
Add-AppxPackage -Path .\****.appx # ダウンロードしたappx・msixbundleファイルのパス