PCから出たIPパケットがどのようにして有線LANを通ってルーターまで届くのか
※軽く調べてみたのをメモしてる感じの記事です。
細かいところが間違っている可能性はあります。
ルーターまでの構成
PC - L2スイッチ - ルーター
ざっくり言うとPCのLANポートを出たIPパケットはL2スイッチを経由してルーターのLAN側ポートに入る。
有線LANのEthernetはIPアドレスではなくMACアドレスを使って通信をするので、
IPパケットをLANに送り出す時にPCはARPテーブルを参照してIPアドレスと
対応したMACアドレスを調べ、Ethernetフレームに宛先MACアドレスを設定して
EthernetフレームでIPパケットを包んで送り出す。
送り出されたEthernetフレームはL2スイッチへと入る。
フレームを受け取ったL2スイッチは内部に持っているMACアドレステーブルを参照して
フレームの宛先MACアドレスを持った機器が繋がっているポートへとフレームを流す。
※間にもう一つL2スイッチが挟まっている時はそのL2スイッチが繋がっている
ポートへと送り出されそのL2スイッチでも同じように処理される。
そしてL2スイッチから流されたEthernetフレームはルーターのLAN側ポートへと入り
ルーターはフレーム内のIPパケットをルーティングテーブルなどに従ってWANへと送り出す。