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BCC で自分宛てに来たメールを Power Automate で処理する方法

Last updated at Posted at 2023-11-14

こんにちは。
「浜松と言ったら?」と問われたら、「茶畑のシンデレラ」と真っ先に答える男です。

背景

某所のチャットで
「Power Automate を使って、自分に BCC で来たメールを分岐させる方法を知りたい」
と言う質問を受け、
「Outlook のメール到着時のコネクタから、BCC の値を取って来れそうだから、それでできるんじゃない?」
とドヤ顔で答えました。

しばらくして、「あれ?」と。

「中身を見れたら、 Blind Carbon Copy、すなわち、目隠し複写の意味が無いじゃん。ヽ(・ω・)/ズコー」
という事に、気付きまして。
冷静に考えると、そうなんすよ。いや、わかってたんすよ。

なんやかんやで、私がモタモタしている間に、他の回答者が
「To: と CC: に自分のメアドがなければ、BCC: ってことだよね」
「複数メアドがある場合も考えて concat で連結すると良いよ」
と優しくアドバイスをして、
最終的に質問者自身が自力で正解にたどり着きました。

・・・なんか・・・すごい恥ずかしい・・・です。
この屈辱を忘れぬよう、書き残しておきます(ぐぬぬ・・・)。

BCC で来たメールを処理する方法

こんな感じです。
image.png

① トリガー「新しいメールが届いたとき」で取得した「宛先(To)」と「Cc」を、concat で文字列として連結して変数に入れます。数式としてはこんな感じ。

concat(triggerOutputs()?['body/toRecipients'],triggerOutputs()?['body/ccRecipients'])

② 直前に設定した変数(文字列)に、自分のメアドがあるかで分岐
③ 「いいえの場合」(To と CC に自分のメアドが無かった場合)に BCC の場合の処理を書く

こうして見ると、やることはカンタンっすね。

さいごに

この記事を書く際、モダンなデザインの UI を試そうと思ったんだけど、まだバグがあるみたい(例:数式のテキストボックス(下図)でカーソルが動かない。入力は普通にできるんだけど、現在地がわからない)。

もうしばらくは様子見しようかな、と思った。

image.png

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