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Node.jsでGitHubのオーガナイゼーションとチームにユーザーを追加する

Last updated at Posted at 2021-06-09

GitHubのチームはオーガナイゼーションに紐づくサブ組織的な位置付けです。

GitHubのオーガナイゼーションとチーム

このような階層構造になっています。

オーガナイゼーション1
	|--チームA
	|--チームB 
	|--チームC

オーガナイゼーションのメンバーとして管理権限がないと、オーガナイゼーション外のユーザーをオーガナイゼーション配下のチームに追加することは出来ません。

例えば、チームBにだけメンバーを追加しようとしても、オーガナイゼーション1に先に追加しないといけません。さらにこれをやる場合、オーガナイゼーション1の管理権限がないといけません。

オーガナイゼーション1に所属している管理権限がない人でもチームに人を追加できるように出来ないかと思い、APIを使ってみました。

GitHubのAPIアクセストークンを発行

こちら(個人アクセストークンを使用する)をみてアクセストークンを取得します。

Settings > Developer settings > Personal access tokensで見れます

オーガナイゼーションだけのコントロールをしたいのでこんなチェックにしてトークンを発行しました。

スクリーンショット 2021-06-09 1.25.02.png

ghp_で始まる文字列がトークンとして発行されます。

スクリーンショット 2021-06-09 1.26.12.png

GitHubのチーム追加のAPIをまずはCURLで試す

Add or update team membership for a userを見てみます。

/orgs/{org}/teams/{team_slug}/memberships/{username}

という形式でAPIを叩くことで利用できます。

$ curl -u {ORG_NAME}:{トークン} -X PUT -H "Accept: application/vnd.github.inertia-preview+json" https://api.github.com/orgs/{ORG_NAME}/teams/{TEAM_NAME}/memberships/{USER_NAME} -d '{"role":"member"}'

こんな形式で利用することができました。

Node.js(axios)からAPIを利用する

先程のCURLのコマンドからaxiosに書き換えてみます。-uオプションはベーシック認証なんですね。

逆引きcurlコマンドのオプション一覧

$ npm i axios
app.js
const axios = require(`axios`);

const gh = async () => {
    const TOKEN = `トークンを指定`;

    const ORG = `protoout`; //追加先のオーガナイゼーション
    const TEAM = `protoout-student`; //追加するチーム名
    const USER_NAME = `n0bisuke`; //追加するユーザー

    const BASE_URL = `https://api.github.com`;
    const PATH = `/orgs/${ORG}/teams/${TEAM}/memberships/${USER_NAME}`
    
    const config = {
        baseURL: BASE_URL,
        url: PATH,
        method: 'put',
        headers: {
            'Content-Type': 'application/json',
            'Accept': 'application/vnd.github.inertia-preview+json',
        },
        auth: {
            username: ORG,
            password: TOKEN
        },
        data: {
            'role': 'member' //固定 API経由で管理者を追加することはあんまりなさそう
        }
    };
        
    const res = await axios.request(config);
    console.log(res.data);

}

gh();

実行結果

$ node app.js
{
  state: 'active',
  role: 'maintainer',
  url: 'https://api.github.com/organizations/XXXXXX/team/XXXXXX/memberships/n0bisuke'
}

すでに入っているもしくは招待に成功すると、acitveのステータスが返ってきます。

オーガナイゼーション外部の人を招待する場合は、一旦メールがユーザーに飛び、ユーザーが許可するとチームにも追加されるという流れなので、最初はpendingのステータスになると思います。

まとめ

こんな感じでオーガナイゼーション招待&チーム追加ができました。

ユーザーにはメールが飛んでいるので、オーガナイゼーションに参加してもらいます。ユーザーが参加ボタンを押すことでオーガナイゼーションにやっと追加されるので、追加後にはユーザーに確認を入れると良さそうですね。

実際の運用だと、こんな感じでDiscordのBOTから呼び出せるようにしてみています。

スクリーンショット 2021-06-09 20.03.20.png

便利だ。。

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