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クリスマスなので出会い系サービスのマッチング率を上げるデバイスを作る #iotlt

メリークリスマス! みなさん、去年の カノジョできないアドベントカレンダーを覚えてますでしょうか。

去年のカレンダーはQiita側からNGくらって消されてましたが、 かなり話題を生み、伝説的なカレンダーとなりました。

彼女できてるエンジニアが惚気倒してみるなど周辺記事でスクショは見れそうです。

去年はこのカノジョできないアドベントカレンダーで「CROSS ME使ったら相手に退会された話」からIoTでCROSS MEする仕組みを考えた #iotltという記事を書きました。

今年もカノジョできないですが、去年から継続してCROSS MEはやっているので去年に引き続き記事を書きます。

CROSS ME(クロスミー)とは

位置情報を使ったいわゆる出会い系アプリです。このアプリはサイバーエージェントグループが運営してますが、某所で中のエンジニアと話したら 出会い系アプリとは言わずにマッチングアプリと言ってくれと言われました。みなさん、マッチングアプリって言いましょうね。

こんな感じで同じタイミングで近くにいた異性が表示されます。(画像では写真は伏せてます)

異性のプロフィールに"いいね"をつけることができますが、これをお互いにするとマッチングとなってメッセージやり取りができます。

出会い系だとお互いのことが最初分からないので同じ場所にいたっていうカジュアルな共通点があることで話しやすさを演出している気がします。

CROSS ME(クロスミー)で女の子とマッチングを上げるための方法

出会い系サービスは使ってればいいって話でないので色々なテクニックがあります。
CROSSME(クロスミー)で効率良くマッチングするための3つのテクニックで紹介されてる内容は割と基本的な内容です。

  • 「メッセージ付きいいね」を活用
  • プロフィールの充実
  • 検索機能の利用

これらは割と基本的なことで、みんなやっています。

基本的にはいいねを送って向こうもいいねしてくれればマッチングとなるので、 いいねをたくさん送ればいいのでは?と思いがちです。

しかし、CROSSME(クロスミー)では女性に見えているモノがあるの記事によると、女性側の画面には男性がどれくら女性にいいねを送っているかが分かるらしいのです。 手当たり次第にいいねを送っている人は女性側から見たら信用できないかもしれないですね。

つまり、 手当たり次第にいいねを送ればいいというわけでもないです。

ではどうやってマッチングを上げるのかは、CROSS ME(クロスミー)でいいね数を増やすためのコツとは?(男性編)に載っている以下の項目が有用な気がしました。

  • ログインする時間
  • 足跡機能の活用

ログインする時間

こちらのテクニックは今回は対象にしませんが、検討の余地ありです。

クロスミーでは、相手のログイン状態が表示されるようになっています。それは相手も同じで、「ログイン中の相手」ほどマッチングしやすいので「いいね」されやすくなります。となれば、より多くの会員がログインしている時間を狙った方が、圧倒的に有利になります。恋活アプリでログインが特に多い時間は、

  • 18時~23時
  • 12時~13時
  • 土日・祝日

ここを狙ってログインしていれば、「いいね」されやすくなり、マッチングしやすくなります。

とのことです。勉強になりますね。

こちらは何かしらアラートを仕込めば良いですね。

足跡機能の活用

足跡を残した方が、無料であなたをアピールすることができるので効果的です。特に、「いいね」が少ない女性に足跡を付けると、「いいね」が返ってきやすくなります。クロスミーで「いいね」が貰えない時は、いろんな女性に手当たり次第に足跡を付けまくりましょう。

とあります。これは、女性のプロフィールを閲覧することで女性側の足跡履歴に自分のアカウントのアイコンと名前が表示されます。

いいねを消費せずにアピールできるのでエコです。

プロフィールいいね自動化ではく、次へを自動化

すれ違った人の画面ではいいねつぎへの二つのボタンがあります。

この右側のつぎへだけを連続して押していくと、足跡を残すことができるので、自然とマッチング率があがります。(はず)

ですが割とルーチンワークになるのでこの作業を自動化したいと思います。

つぎへを押すデバイス、チェンジくん初号期

二号機があるのかは謎です。

その名の通り つぎへを押し続けるデバイスです。
これで足跡をいっぱい残せるのでマッチング率向上ですね。

この手の工作は調べると割といっぱい出てきますがNode.jsで書いてる例は少なさそうです。

材料

  • Arduino - (その辺に落ちてた)
  • ジャンパワイヤ x 3 - (その辺に落ちてた)
  • サーボモータ - (その辺に落ちてた)
  • 割り箸 -(すき家)
  • タッチペン - (百均)
  • セロテープ -(その辺に落ちてた)
  • ヘアゴム -(女性社員から借りた)
  • スマホ -(自分の)

ということでArduinoを制御しますが、主に用意したのは割り箸とタッチペンです。

作り方: 工作編

タッチペンを壊す

買ってきたばかりですがさっそくタッチペンを壊します。

タッチペンの先のパーツだけ使います。

タッチペンの先を割り箸にドッキング

割り箸が指、タッチペン先が指先となるイメージです。

ジャンパワイヤでアースを作る

これでタップすれば良いのかと思いきや、このままだと反応しません。

タッチパネルも昔は物理的な圧力を感知する感圧式が多かったらしいですが、最近は静電式という 指などで触る時の電流変化を感知するタイプが多いです。 (参考: 最新スマホでペン操作が復活、「デジタルとアナログの融合」がもたらす価値)

ということでそのままでは反応せず、タッチペンの先に電気を流す必要があります。

作り方: プログラム編

ArduinoにFirmata書き込み

Johny-Fiveを利用するためにArduinoにFirmataを書き込みます。FirmataはマイコンとPC(今回はChrome Bookからやりました)を通信(Firmata プロトコル)するためのライブラリです。

Arduino IDEのスケッチ例から書き込み可能です。

Johny-FiveでArduinoを制御

Firmata経由でNode.jsからArduinoなどのデバイスを制御するライブラリです。

実際に使ってみましょう。

mkdir change-kun
cd change-kun
npm init -y
npm i --save johnny-five
touch app.js

app.jsを編集します。

app.js
'use strict';

const five = require('johnny-five');
const board = new five.Board();

board.on('error', (err) => console.log(`err: ${err}`));

board.on("ready", () => {
    const servo = new five.Servo({
        pin: 10, 
        range: [ 40, 80 ]
    });
    board.repl.inject({servo: servo});    
    servo.sweep({
        range: [45, 65], 
        interval: 2000,
    });
});

これで最初に見せたGIF動画のような挙動になります。

結果、マッチング率は上がったのか

肌感覚ですが、上がりました。
この 足跡作戦は有効だと思います。

マッチング率はあがったけど、最近の悩みはマッチング後のメッセージやりとりが続かなくてメッセージ(会話)スキルのテクニックについて調べた方が良い気がしてきています。

今日がもうクリスマスなのでこれから実践してもあれかもですが、クリスマスぼっちのみなさんもこの仕組み導入を検討してみてはどうでしょうか(謎)

蛇足: もともとはいいねを自動化したかった

実はイベントで発表する際にはちょっと気が引けたのでこちらの内容にカモフラージュしてましたね。笑

もともとJSオジサンなどで発表していたものでした。「(Facebookの)いいね送るマン」


いいね送るマン #JSオジサン #21cafe

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