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リリースするapkはdabuggable=falseでなければならない

Last updated at Posted at 2018-11-30

公式にも記載がありますが、リリース用apkはAndroidManifest.xmlのdebuggableをfalseにする必要があります。

リリース用アプリをビルドする前に、ログ記録とデバッグ オプションを無効にします。ログ記録を無効にするには、ソースファイルで Log メソッドの呼び出しを削除します。デバッグを無効にするには、マニフェスト ファイルで android:debuggable 属性を タグから削除するか、マニフェスト ファイルで android:debuggable 属性を false に設定します。

Android Developerより引用
https://developer.android.com/studio/publish/preparing?hl=ja

注意点

と、これだけ読むとAndroidManifest.xmlにだけ注意していればいいように感じるかもしれません。しかしbuild.gradleの記述はAndroidManifestよりも優先されることを思い出しましょう。

公式サイトに、versionCodeやversionNameについて記載があります。

アプリのバージョンをアプリの 要素で直接定義すると、Gradle ビルドファイルのバージョンの値によってマニフェストの設定がオーバーライドされます。

Android Developerより引用
https://developer.android.com/studio/publish/versioning

そしてこの上書きの動作は、debuggadleにもあてはまります。

確認する

実際にapkを作成、分析してこの動作を確認してみましょう。

準備

まずはAndroidManifest.xmlとappモジュールのbuild.gradleにそれぞれ以下の記述を行い、apkを作成します。

AndroidManifest.xml
android:debuggable="false"
app/build.gradle
debuggable=true

分析する

分析すると言っても難しいことはなく、Android Studioがやってくれます。

Buildのメニューにある「Analyze apk...」をクリックして、作成したAPKを読み込ませるだけです。
スクリーンショット 2018-09-25 22.35.44.png

APKを選択すると↓のような画面が出てきます。
スクリーンショット 2018-09-25 22.39.25.png

AndroidManifest.xmlを見てみると、app/build.gradleの設定が優先されるために、debuggable=trueであることが確認できます。

まとめ

  • AndroidManifestよりもbuild.gradleの記述が優先される
  • Android StudioのAnalyze apkでAPKの中身を確認することができる
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