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脱初心者!Premiere Proで動画編集【下準備編】

Last updated at Posted at 2023-11-29

はじめに

完全なる初心者だった私が仕事で動画編集をするようになって早2年半……。今でもまだまだ知らないことの方が多いくらいですが、ようやく基本的な流れを掴むことができてきた気がします。

というわけで、動画編集フローの下準備編をまとめます :bouquet:

本記事ではテロップや演出の追加を始める手前までを下準備と定義します。

もしかしたら以下のような方のお役に立てるかもしれません。

  • Premiere Proの基本操作や基本用語は分かる
  • YouTube用の動画を作りたい
  • 動画編集をもっと効率よく進めたい

使用ソフト

  • Adobe Premiere Pro 2023
  • Adobe Audition 2023

下準備編

Premiere Proでプロジェクトを開いている状態から進めていきます。

STEP 1. ビンの整理

Premiere Proではプロジェクトパネルに素材を読み込みます。ここではビンというフォルダを作ることができます。動画も画像も音素材もそのまま突っ込むのではなく、ビンを使って整理しておきましょう。以下の画像のような分け方は一例です。どのように分けるのが最適なのか、今もまだ模索中です…… :thinking:

5-1.png

ちなみに、素材を読み込むときにフォルダごと読み込めばそのフォルダがビンとして反映されます。ただし、素材が1つしか入っていないフォルダの場合はフォルダが消滅し、素材がそのまま読み込まれる仕様のようです。

STEP 2. 段積み

複数のカメラで撮影した素材たちを同期させる作業のことを段積みというらしいです。せーの!で同時に撮影を始めているならまだしも、現実はそう甘くはありません……。素材が少なければ手動で合わせていってもいいのですが、なんとPremiere Proにはこの作業を簡単に行う機能があるのです。

まずは動画素材を配置していきます。このとき、クリップごとに配置するトラックを分けておきましょう。

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配置したクリップをすべて選択して右クリック → 同期 をクリック。同期ポイントをオーディオにすると波形に合わせて同期してくれます。すごく便利!:star2:

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STEP 3. 色補正・音補正

がっつり編集に入る前に、色補正や音補正をしておきます。Premiere Proでの色補正は Lumetri カラー を使って行います。ホワイトバランス、コントラストなどの基本補正やカーブなどの項目があります。クリップを選択した状態でこのパネルをいじればそのまま反映されます。

必要に応じて、調整レイヤーを活用しましょう。調整レイヤーに設定したエフェクトは複数のクリップにまとめて反映させることができ、後から修正するときも楽々です :seedling:

3-1.png

音補正は右クリック → Adobe Audition でクリップを編集 でAuditionに移動してノイズ除去や音量調整を行います。このとき、音声クリップがレンダリングされて別の新しいクリップに置き換わります。Auditionで編集後に保存すると、Premiere Proのクリップに自動で反映されます。
※ レンダリング後にオーディオ 抽出というファイルが追加されます。

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Premiere Pro上で取り消し( ⌘Z )をすれば置き換わったクリップは元に戻り、プロジェクトパネルからオーディオ 抽出というファイルは削除されます。ただし、生成されたファイル自体が消えるわけではないので注意しましょう。取り消しでファイルが完全に消えたと思い、何度も作業を繰り返してしまうと オーディオ 抽出.wav オーディオ 抽出_1.wav オーディオ 抽出_2.wav ……と無限にファイルが生成されます :fire:

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段積みと補正が完了したクリップを選択して右クリック → ネスト をクリック。複数の動画素材を一つのシーケンスにまとめます。クリップを直接カットしたりエフェクトをかけたりすると後から調整したいときにまとめて管理できなくなってしまうので、ネストしておくのがオススメです。

2-1.png

STEP 4. マルチカメラ

マルチカメラ表示に切り替えることで、先ほど同期して重なった状態の映像たちを一覧で確認することができます。

先ほどネストしたクリップを選んで右クリック → マルチカメラ有効 に変更しましょう。

2-2.png

その後、プログラムパネルのボタンで マルチカメラ表示を切り替え をクリック。このボタンがない場合は、ボタンエディターから追加しましょう。これでプログラムパネルの左側で映像をクリックして切り替えられるようになります。
※ 以下の画像では分かりづらいですが、黄色い枠で囲まれている映像が右側に表示されています。

切り替えて表示されるのはあくまでクリップ自体なので、マルチカメラのシーケンス内で調整レイヤーを上に配置していたとしても反映されません。マルチカメラの 有効 をオフにすることで調整レイヤーも反映されるようになります。

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STEP 5. カット編集

目標の尺に合わせて不要な部分をひたすらカットしていきます。マルチカメラの場合は、どこでどの映像を使うか確認しながらカットします。カット(削除)するかどうか悩んだときは、

  • とりあえずラベルを変更 1 して分かりやすくしておく
  • カット用のシーケンスにコピペして避難しておく

などすると安心して進めることができます :v:

4-2.png

カットしたとき、繋ぎ目がブツッと切れてしまわないように音声クリップ同士を 指数フェード などで滑らかにしましょう。

4-1.png

おわりに

これで下準備が完了です。細かい部分は人それぞれ、やりやすいように進めてください。もちろん編集する動画の内容によっても変わってくると思います。各機能は必要に応じてショートカットに登録しておくとさらに便利です。Premiere Proには他にも便利な機能がたくさんありそうですが、すべてを使いこなすにはなかなか時間がかかりそう…… :surfer:

この後はテロップ、BGM、SE、演出などを追加していくのですが、そちらは機会があれば別記事にまとめようと思います :wave:

  1. ラベルの変更は右クリック → ラベル から変更することができます。ショートカットに設定しておくのがオススメ。

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