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PostmanによるAPI検証・初級編

Last updated at Posted at 2022-09-10

目次

  • Postmanとは?
  • 準備
  • メソッド
  • コレクション
  • リクエストをまとめて実行
  • おわりに

Postmanとは?

Postmanとは、開発者がAPIを設計、構築、テスト、反復するためのAPIプラットフォームです。
Postmanを利用することで様々なAPIテストを実施することが可能です。
ここではPostmanの基本的な使い方などについて解説します。

準備

Postmanの入手

  • ダウンロードページ( https://www.postman.com/ )からダウンロードします。
    Windows、Mac、Linuxの3種類から自身の環境にあったものを選択。
    image.png

インストール

手順に従ってインストールするだけです。

(Postman起動画面)
image.png

APIを用意する

APIは自身で作成したものやTwitterなどベンダーの開発したAPIを用意。

メソッド

メソッドには以下の様なタイプがあります。

メソッド リクエスト  
GET リソースを要求する  
POST リソースの更新を送信する 
PUT データを送信する    
PATCH リソースを部分的に更新する
DELETE リソースを削除する
・・・                  

基本的に使用するのは上の5つくらいです。

APIにリクエストを投げる

APIを実行するURLを入力し、メソッドを選択してSENDボタンを押します。
スクリーンショット 2022-09-11 10.09.06.png

下の例ではhttp://localhost:8080/employee/all というローカル環境のURLで実行しています。
これはGETメソッドでDBの全レコードを取得するAPIを実行したものです。
スクリーンショット 2022-09-11 20.36.32.png
正常にAPIが実行されれば200 OKというレスポンスが返って来ます。

コレクション

コレクションを作るとテストで実行するリクエストをまとめたりできるので
わかりやすく管理するためにも作成しておきましょう。

Collectionsを選択してNewで新規作成、Importで既に作成しているコレクションを取り込むことができます。
スクリーンショット 2022-09-11 10.01.30.png
メニュー左のCollectionsからNewを押下すると新しいコレクションを追加できます。
スクリーンショット 2022-09-11 10.06.02.png

コレクションに名前をつけてフォルダの様にリクエストを管理できます。
後述する、リクエストをまとめて実行する際もコレクションを使うと便利です。

BASE URLを指定する

コレクションにはBASE URLを指定することもできます。
APIを実行するURLのエンドポイントを予め登録することで、関連する複数のリクエストを作成する際にパラメーター部分だけ追加するなど編集が楽になります。
スクリーンショット 2022-09-11 20.31.33.png

コレクションにリクエストを登録

コレクションを作成したら直下にリクエストを保存します。

リクエストをまとめて実行

コレクションに保存したリクエストをまとめて実行することもできます。
コレクションを選択し、・・・ボタンを押してRun collectionを押すと実行するリクエスト一覧が表示されます。

スクリーンショット 2022-07-31 23.04.19.png
チェックボックスをクリックして実行するリクエストを選択できます。
右側のRun コレクション名ボタンをクリックするとリクエストがAPIに投げられます。
スクリーンショット 2022-07-31 23.05.23.png
各APIからのレスポンス結果が表示されます。
スクリーンショット 2022-07-31 23.01.43.png

おわりに

Postmanを使うと様々なAPIテストを実施することが出来て非常に便利です。
ここで紹介した以外にも便利な機能があるのでぜひ活用しましょう。

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