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第27回 DNS,Windowsネットワーク

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4つのアドレス・最後の1つ

送信元MACアドレス・送信元IPアドレス・
宛先MACアドレスを学習してきた。最後は
「宛先IPアドレスをどうやって知るか」に
なる。

一番簡単な取得方法は、データ転送を望む
アプリケーションやユーザが宛先IPアドレ
スをすでに知っている場合だ。

http://61.193.0.66/~aji/」ダイレクトにブ
ラウザのアドレス欄に打ち込むと「Roads
to Node」ブラウザが表示される。

これは「Roads to Node」が置いてあるサー
バのIPアドレスが「61.193.0.66」だからこそ
こういったことが起こる。

IPアドレスは単なる数字であるため、覚えに
くく、だからドメイン名とホスト名が使われ
る。

DNS

ドメイン名とホスト名とは、送信をする相手
のコンピューターの名前を指す。

下記を例とすれば、「www5e.biglobe.ne.jp
」=「http://61.193.0.66/~aji/」であれば、
「biglobe.ne.jp」という組織の、「www5e」
というコンピュータ、という意味になる。

組織名が「ドメイン名」、コンピューター名
が「ホスト名」となる。ドメイン名はユニー
クなため、ICANNと各地域のNICが管理してい
る。また、ホスト名もその組織の管理者が管
理する。

これにより、簡単に送信した相手のIPアドレ
スを覚えることができるようになった。そし
て、この「ドメイン名」「ホスト名」とIPア
ドレスを紐づけるのがDNSというシステムで
ある。

実際の取得方法としては、名前とIPアドレス
の対応データベースを持っているDNSサーバ
に対し問い合わせをし、データを転送したい
デバイスのIPアドレスを手に入れる。

DNSサーバは各組織に1つずつあり、その組織
のドメイン名やホスト名のみを管理している
。他の組織のドメイン名やホスト名が必要と
なれば、その組織のDNSサーバに聞く形をと 
る。

DNSとは、世界中のドメイン名・ホスト名を
管理する一種の分散型データベースのことを
指す。

image.png

細かい話は置いておき、機能性として一時保
存をすることができる。これは、同じところ
にデータ転送をするたびに何度も各組織に問
い合わせる手間を省くため。

Windowsネットワーク

LAN内の他のWindowsマシンの共有フォルダ
をIPアドレスなしでも共有することができる
。あくまでWindowsで作られたネットワーク
の話であるが、これをNetBIOS(ネットバイオ
ス)という。

NetBIOSだけでは、現在のTCP/IP環境に対応で
きないためNetBIOS over TCP/IPが使われている。

image.png

NetBIOSの機能をTCP/IPでも使えるようにし
たもの。これにより宛先IPアドレスを知るこ
とができる。

Windowsには、NetBIOSの機能があるコンピ
ューターが存在するがそのコンピューターをNetBIOS名という。

データ転送を行いたい場合、NetBIOS名とIP
アドレスを紐づける必要がある。

ARPと同様に、ブロードキャスト送信するこ
とによりIPアドレスを取得することができる。

4つのアドレス・完結編

まとめではあるが、
・送信元MACアドレスはNICを取り付けたら
 自動的に取得
・送信元IPアドレスは手動かDHCPによって
 割り振られ取得
・宛先IPアドレスは、ユーザもしくはアプリ
 ケーションが宛先のホスト名もしくはNet
 BIOS名を決定後、DNSかNetBIOS over TCP
 /IPで取得
・宛先MACアドレスはARPによって取得。

結果、データ転送が可能。

参照URL:
3分間ネットワーキング

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