データ転送に必要なもの
〇LANでのデータ転送に置いてのカプセル化について
レイヤ4からセグメントが渡される
※使用プロトコルはIP。使用アーキテクチャはイーサネット。
↓
IPにIPヘッダを取り付ける
↓
IPをパケットにする
↓
レイヤ2に渡して、イーサネットのヘッダとトレーラーをつける
また、データ転送においてIPヘッダと
イーサネットヘッダの共通点として、
送信元と宛先、それぞれMACとIPの4
つのアドレスが必要となる。
送信元MACアドレス
MACアドレスは、NICを取り付けた段
階で認識されるもので勝手に決まる。
送信元IPアドレスの静的な決定
送信元IPアドレスは、誰かに割り振って
もらう必要がある。具体的には、ネット
ワーク管理者によって割り振られる。
割り振られたIPアドレスをダイレクトに
入力するIPアドレスを「静的IPアドレス」
という。
静的IPアドレスには、欠点がありそれは
ネットワークを別に移動させた際に、何
度もIPアドレスを入力する必要があると
いうこと。管理が煩雑で、非常に面倒。
送信元IPアドレスの動的な決定
前述したように、ある程度の台数を管理
するLANや、頻繁にデバイスの移動が起
こるLANでは「動的IPアドレス」を使用
するのが一般的である。
ネットワークに接続された時点で、自動
的にIPアドレスが決定される形をとる。
具体的には、IPアドレスを管理している
サーバに対して、「IPアドレスをくださ
い」といい、IPアドレスをもらう。
一見、IPアドレスをもらうためにIPアド
レスを管理しているサーバに通信を行う
ことが矛盾に思えるが、それを解決する
のがDHCPと呼ばれるプロトコル。
参照URL:
3分間ネットワーキング