結論
環境変数の意義は、環境変数を設定することによって、本来アクセスできなかった値にコマンドをアクセスできるようにする。というのが結論である。
そもそも環境変数とは
「環境変数とはパソコン内で使える変数の様なもの」という内容をよく見るが、あまり的を得たかいとうではないな、、というのが本音である。
環境変数はどこに使われるのか
それはシェルコマンドである。ここがかなり重要な内容であるがシェルコマンドには2種類のコマンドがある。・外部コマンド
・組み込みコマンド
外部コマンドか内部コマンドか判断するには、「type <コマンド名>」をターミナルで打ち込めばよい。
ターミナル
$ type cp (外部コマンド)
cp is /usr/bin/cp
$ type cd (内部コマンド)
cd is a shell builtin
通常、外部変数はシェル変数($PATHなど)の値を参照できない。
だが環境変数を用いることによって外部コマンドでも変数を使用することができる。
冒頭でもお伝えした通り、(環境変数を用いることで)本来アクセスできなかった値(シェル変数)に
コマンドからアクセスできるようにする。というのが意義にあたる。