はじめに
この記事はWHITEPLUS Advent Calendar 2022 8日目になります。
こんにちは。株式会社ホワイトプラス、エンジニアの @n-black-cat です。
10月から入社して現在入社してから2ヶ月ちょっととなります。
ホワイトプラスでは主にお客様が触れるWeb全般を、
フロントエンドからサーバーサイドまで広く担当しています。
この度ホワイトプラスにて、毎年行なっているアドベントカレンダーに参加することになったので
何を書こうと考えた結果、自分のようなエンジニアの転職活動記って見たことないなと
転職活動中に感じたため、情報共有という形で転職活動を開始してから、
ホワイトプラスへ入社に至るまでの経緯を書いて行きます。
ホワイトプラスって何?
いきなり会社名を出されてもどんな会社かわからないと思うので、軽く紹介します。
- 株式会社ホワイトプラス
https://www.wh-plus.co.jp/
宅配クリーニングのリネットというサービスを運営しています。
わざわざ店舗に出向かなくても、サイトから集荷依頼をかけて家で待っていれば衣服を回収してくれて、
クリーニングが終わったら家まで配送してくれるとても便利なサービスです!
服のクリーニング以外にも、保管サービス・布団クリーニング・靴クリーニングの複数のサービスを運営しています。
自己紹介
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年齢
- 24歳
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住処
- 都内某所
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エンジニア歴
- 今年で4年目突入
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高専卒 (電子工学専攻)
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職歴
- 1社目:施工管理
- 2社目:受託開発(いわゆる第二新卒)
- 3社目:自社サービス開発←現在ここ
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経験言語
- Java (業務)
- PHP (業務)
- Node.js (個人開発)
転職活動に至った理由
前職の会社がコロナ禍に入りフルリモート体制へ
そのおかげで、通勤時間が無くなったり、開発環境を自分の好きなようにカスタマイズできたりで、とても充実した生活が送れていてこのままこの生活が続けていけるんだなぁ・・・って思っていました。
2022年3月末
突然の週2日出社命令
会社の方針が、コロナが落ち着いてきたので出社を増やしていこう。というものに変わり出社を命じられました。
最初は週2日くらいなら余裕だろうと思っていましたが、ほぼ2年も通勤をしていないと通勤時間が苦痛でしかなく家でやっていることをわざわざ会社に行ってやる意味を感じることができずに、フルリモートに戻りたいとすぐに思うようになりました。
この件を上司に相談しましたが、会社的に厳しいとのことで3年ぶりの転職活動を決意
転職活動の軸にしたこと
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今フルリモートでの業務が可能で、将来的にも可能なこと
- 来年には都内から出るつもり
- 通勤するならその時間を他のことに使いたい(筋トレ)
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開発言語が自分のスキルとマッチしていること
- 今回は経験者としての採用なので、採用後すぐに活躍する必要があるため
- 自分が今までの開発で得たスキルを活かしたいから
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自分がやりたいと思えて、将来的にも成長が見込める事業をしていること
- 転職活動は積極的にやって行きたいと思えるタイプではないので身を埋めてもいいと思えるか
- 自分がそのサービスを運用してみると考えて、他にどんなものに発展させることができるか
- そのサービスに対して興味を持てるか
カジュアル面談はたくさん受けるべき
今回は、初めての経験者としての転職活動だったので、話には聞いたことがあるカジュアル面談に初参戦しました。
最初は何もわからず、スカウトが来ていた経験言語が一切マッチしてない会社のを受けたところ、大緊張+違う技術すぎて会話に追いつけず自分のエンジニア力の低さに失望して凹むことに。
しかし、そこはポジティブさを利用し一旦気にせずに色々なところのカジュアル面談を受けて慣れることを目標にしていった結果、
スラスラ喋れるコミュ力がついて人間的にも成長した感じがあります。
面接の最後にその場で通過と言ってもらえることも慣れていったら何回かありました。
また、カジュアル面談をたくさん受けると先輩エンジニアからキャリアや技術についての話を聞けるので、自分の将来を考えるいいきっかけになりました。
最初はフルリモートできるところのみを軸にしていましたが、カジュアル面談のおかげで自分のキャリアについて考えることになりそのことも軸に追加して面談でも話したら、面接官の方からいい反応をいただくことができました(自分が思っているだけですが)。
そして初めての本応募に続きます。
初めての本応募!一次面接前日に唐突のお祈りメール!
某会社様のカジュアル面談を受け、自分が望む軸を全て満たしており書類選考も通ったため、一次面接のお誘いを受けました。
その一次面接では、事前に適性検査+コーディング試験でそこを通れば面接という流れのもので、
コーディング試験が初めてのため、期日の限界までコーディング試験を勉強しておきたいと思い以下の教材で必死に練習をしていました。
プログラミングスキルチェック Bランク問題一覧(全104問)
王道のpaizaさん
Bランクは頑張れば解けたけどAランクは無理
ということで競技プログラミングの解き方手法を学ぶために以下の本を購入
問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造
いろんな解き方と例題が色々載っていて参考になりますのでおすすめです。
yukicoder
AtCoderを最初使用しましたが、解答がないためわからない問題はわからないままというところが合わなかった時に、こちらの神サイトを発見
他の人の解答例を見ることができて、解けなくてもモヤモヤしません。問題数もいっぱいあります。
そして期限の4日前ほどに適性検査を受けました。
TALっていうやつです。
問題内容は調べてみたら結構出てきますが、後からその選択肢ダメなの!?みたいなのが多くて理不尽を後から感じます。
- 例
- あなたが手に持ってもいい卵を二つ選んで下さい。
① 殻を剥いていないゆで卵
② 殻を剥いたゆで卵
③ 殻を剥いて切ってあるゆで卵
④ 殻を剥いて切ってお皿に盛ってあるゆで卵
⑤ 生卵
⑥ 模型の卵
⑦ うずらの卵
- あなたが手に持ってもいい卵を二つ選んで下さい。
これで模型の卵を選ぶとサイコパスなのでダメらしいですが、
直感で模型の卵を選んだ私はサイコパス
そして、コーディング試験を受けようと思った、その日の朝。
今後のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
お祈りメールが来ました。
この時は初お祈りメールなので凹んでます。
しかし、こんなことで凹んでたら前には進まないのでさっさと切り替えてました。
ホワイトプラスとの出会い
2022年7月初旬
各転職サイトで登録して2~3ヶ月くらい経つとスカウトもあまり来なくなるので、カジュアル面談を受ける会社も無くなってしまい、
求人検索で 「フルリモート 言語名」で検索して出てきたものに内容をあまり見ずに話を聞きたいボタンを押しまくっていました。
また、この頃には面談に慣れてきて相性が良さそうな企業の担当者の方とは予定時間を過ぎることが多々ありました。
その時ホワイトプラスから返信があり、カジュアル面談を受けることに。
ここで今のエンジニアマネージャーと出逢います。
フランクな感じでカジュアル面談が始まり、リネットという宅配クリーニングサービスをやっていることを会社説明で知りました。
そこでサービスの構成を見て、この構成ならあのサービスにも発展できるのではないか?みたいな話をしたところロードマップには既にあるとのことでした。
働き方、開発への向き合い方、進め方の話は自分の考えと同じことが多かったため、興味を持ちます。
内容は伏せますが超ぶっちゃけた質問をしたら、ぶっちゃけた回答が出てきたのでそこもとても好印象でした。
気づいたら予定時間が過ぎていて、終わった後転職サイト経由で選考に参加することを伝えました。
そしてなんやかんやで、無事に内定をいただけました。
初めてもらった内定でもあったのでとても喜んでた記憶があります。
この後にも、数社から内定をもらっていて、その中で一番条件がよく自分がチャレンジしてみたいと思ったホワイトプラスに入社を決めました。
面接中に意識していたこと
内定を取れ始めた頃に意識していたことを語って行きます。
事前に台本用意して覚えるみたいなことは一切してませんでした。
これをする前まではよくある転職攻略方法ワザップみたいなのを鵜呑みにして半分くらい思ってもないことを話していました。
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思ってることをそのまま話す
よく就職活動の対策で、退職理由をポジティブに話した方がいいと書いてあることが多々ありますが、
自分はネガティブなことでも思っていることをそのまま話してました。
これをした理由は、入社後の相性の不一致を防ぐためです。
ポジティブな理由だけ話して入社した結果、入社後に前の会社で嫌だったところがあったら転職する意味がないじゃないですか。 -
業務でやった開発内容、プライベートでやった開発内容を全部話す
どのような方法(言語、フレームワーク等)で実装していたかは話せるようにしておきましょう。
システム内容は開発していたならその場の記憶で話せるはずです。
自分ではこんな簡単なものを話しても意味ないだろう・・・と思っていたものも話してみると意外と興味を持たれることが多かった印象です。
入社してから
初日のみPC受け取りのために出社しました。
その日は、PCのセットアップが主な業務でした。
esaという情報共有ツールに全ての手順が記載してあり、基本的に書いてある通りに行うことで簡単に環境構築ができました。
この手順は各自が手順通りにできない時に、都度更新していくようになっているので情報が古いということもなく、
皆が誰かのために行動をしている環境に感動しました。
esaは編集がしやすいので、自分も何点かつまったところを直しています。
2日目以降はリモートで業務をしています。
PCのトラブルで次の日にもセットアップが伸びてしまいましたが、リモート上でも常に人がいるGoogle meet部屋(必要に応じてミュート解除)でいつでも相談できる環境があり、問題なく仕事をすることができました。
開発環境は、コマンド一つで立ち上がりローカルのみで実際の環境に近いものを触ることができることにも感動しました。
今までは、オンプレサーバーに手動でコピーして修正を反映して動作確認等をしていたのが当たり前で、
その時に比べると、開発スピードが大幅に上がりストレスもかなり減り、仕事をしていて楽しいと感じることが多いです。
転職で期待していたことと実態
本当にフルリモートで働けているの?
→働けています。書類提出等の出社が必要そうな作業も郵送で対応してもらえ、基本的に出社しなくても済むようになっています。
仕事内容とスキルがマッチしている?
→業務経験のあるPHPだけではなくReact.jsやGolangにも触らせてもらえる機会があり、わからないところはいつでもチームメンバーにサポートしてもらえる環境のおかげで、問題なくこなすことができました。
最後に
業務を始めて2ヶ月ですが、触ったことのない技術や整備されている開発環境の便利さに感動したり、
自分たちでサービスを良くしていく楽しさもあり入社してよかったと今も思っています。
同じような境遇の方の転職活動に参考になれば幸いです。
明日は弊社社員 @s1013 の「3回に分けて育休取る話」です。
ホワイトプラスではエンジニアを募集しています
絶賛エンジニア募集中ですので、この記事を見て興味を持っていただいたらカジュアル面談に応募してみてください!