#プログラミング勉強日記
2020年10月31日
数値を扱うMathクラスの主なメソッドとそれぞれの使い方を簡単にまとめる。
#Mathクラスとは
平方根や指数関数、対数関数などを使用できる数値処理を実行するためのメソッドがまとめられたクラス。Mathクラスはjava.langパッケージにあるので、インポートをする必要がない。
下記でMathクラスの主要関数の使い方をまとめる。
#absメソッド
absメソッドは絶対値を求めるメソッド。
絶対値 = Math.abs(対象の数値);
ここで引数はint型、double型、float型、long型の数値を1つ入れることができる。(戻り値は同じ引数の型)
#maxメソッドとminメソッド
値の大小を求めるためのメソッドで、数値を比較してより大きい値を求めるときにはmaxメソッドを、より小さい値を求めるときにはminメソッドを使用する。
大きい値 = Math.max(比較する値, 比較する別の値);
小さい値 = Math.min(比較する値, 比較する別の値);
absメソッドと同様に、引数はint型、double型、float型、long型の数値を1つ入れることができる。(戻り値は同じ引数の型)
#ceilメソッド、floorメソッド、roundメソッド
数値を切り上げるときはceilメソッド、切り下げの時はfloorメソッド、四捨五入するときはroundメソッドを使う。
切り上げた値 = Math.ceil(対象の数値);
切り下げた値 = Math.floor(対象の数値);
四捨五入した値 = Math.round(対象の数値);
引数の型はdouble型の数値を入れることができ、戻り値もdouble型で返ってくる。
#powメソッド
powメソッドは値を累乗するためのメソッドである。
累乗の値 = Math.pow(底, 指数);
ceilメソッド、floorメソッド、roundメソッドと同様に引数の型はdouble型の数値を入れることができ、戻り値もdouble型で返ってくる。
#sqrtメソッドとcbrtメソッド
aqrtメソッドは平方根を、cbrtメソッドは立方根を求めるためのメソッドである。
平方根 = Math.sqrt(対象となる数値);
立方根 = Math.cbrt(対象となる数値);
powメソッド同様に、引数の型はdouble型の数値を入れることができ、戻り値もdouble型で返ってくる。