#プログラミング勉強日記
2020年9月14日
JSのフレームワークやライブラリについてまとめてきたが、今回はJSを拡張して作られたTypeScriptについてまとめる。
#TypeScriptとは
2014年にMicrosoftによって開発されたJavaScriptを拡張して作られたプログラミング言語。TypeScriptで書いたコードをコンパイルするとJSのコードに変換されているので、JSファイルが実行できる環境であればすぐに使うことができ、JSライブラリもTypeScriptから使用できる。
TypeScriptはチーム開発に向いていて、エラーを防ぎやすいように設計されている。
#JavaScriptとの違い
- JavaScriptは動的型付け、TypeScriptは静的型付け
- TypeScriptはクラスの作成が可能
- TypeScriptはJavaScriptと同様の構文を使うことができる
##JavaScriptは動的型付け、TypeScriptは静的型付け
変数のデータ型に関するもの。JSでは実行時にデータ型が自動で決まる動的型付けであり、コードを気軽に書けるが、実行しないとエラーがわからない。PythonやRubyも動的型付けである。
TypeScriptは変数のデータ型をあらかじめ決めることのできる静的型付けであり、コンパイルする時点でエラーがわかるだけでなく、コードが読みやすい。
##TypeScriptはJavaScriptと同様の構文を使うことができる
TypeScriptはJSの機能を拡張して作られているので、JSの構文を使うことができる。
#TypeScriptの特徴
- JavaScriptより短く読みやすいコードを書ける
- JavaScriptとの互換性がある
- 型を宣言するためのエラーを未然に防ぐことができる
- 学習コストがかかる
- 日本語の情報が少ない
##JavaScriptより短く読みやすいコードを書ける
TypeScriptではクラスが作成できるので、JSよりも短く読みやすいコードをかける。また、同様の機能を実装する場合は、TypeScriptの方がコードは簡潔で、TypeScriptエディタのコード補完機能を使えばよりスムーズに書ける。
##JavaScriptとの互換性がある
TypeScriptとJSは互換性があるので、JSの開発環境があれば簡単に導入することができ、JSファイルをTypeScriptから呼び出して使うこともできる。
##型を宣言するためのエラーを未然に防ぐことができる
変数の型をコード内で宣言できるので、エラーを未然に防ぐことができ、動作も早い。
##学習コストがかかる
クラスの作り方やデータ型の設定方法といった知識が必要である。ただ、JSができれば難しくは内。
##日本語の情報が少ない
TypeScriptは比較的新しい言語なので、日本語で書かれた情報が少ない。
#参考文献
TypeScriptを入門者向けに解説!JavaScriptとの違いや勉強法までわかりやすく
TypeScriptとは? Webアプリ開発で注目の言語を初心者向けに徹底解説