#プログラミングの勉強日記
2020年8月29日
アロー演算子(->
の記号)の使い方をまとめる。
#アロー演算子とは
上でも述べたが、->
の記号のことをアロー演算子という。アロー演算子は左辺にクラスのインスタンスを、右辺に左辺のクラスが持つプロパティやメソッドを指定してプロパティへのアクセス・メソッドの呼び出しをする。
#書き方
アロー演算子の使用例は以下のようになる。
// インスタンスが持つプロパティであるプロパティ名にアクセス
$instance->プロパティ;
// インスタンスが持つメソッドであるメソッドの呼び出し
$instance->メソッド();
具体的に以下の例では、「sports」というクラスの中にある「$basketball」という変数にアクセスして値を取り出す。
class Sports {
$basketball = "バスケ"
$baseball = "野球"
$soccer = "サッカー"
}
fruit->$basketball //野球
#DataTimeクラスを用いて日付を取り出す
DataTimeクラスから日付を所定のフォーマットとして取り出す。DataTimeクラスに日時やタイムゾーンが格納されている。
// DateTimeクラスで現在の日時を取得し変数に格納
$date = new DateTime();
// その変数からformatを使って日時を出力
echo $date->format('Y年m月d日');
// 出力結果
// 2020年8月29日
#具体例
クラス名やプロパティ名、メソッド名、メソッド内の処理などを指定してアロー演算子の使い方をまとめる。
プロパティとしてname
を持ち、メソッドとしてintroduceSports
を持つスポーツクラスSports
を定義する。
// スポーツクラス
class Sports {
// 名前
$name;
// コンストラクタでインスタンス生成時に名前を設定する
function __construct($name) {
$this->name = $name;
}
// 好きなスポーツを紹介する
function introduceSports() {
echo "好きなスポーツは". $this->name ."です".PHP_EOL;
}
}
// スポーツの名前が「バスケットボール」のスポーツクラスのインスタンスを生成
$basketball = new Sports("バスケットボール");
// 名前にアクセスして確認する
echo $basketball->$name.PHP_EOL; //バスケットボール
// 紹介のメソッドを呼び出す
$basketball->instoduceSports(); //好きなスポーツはバスケットボールです