プログラミングの勉強日記
2020年8月22日
xamppを初めて扱ったので、xamppについてまとめる。
XAMPPとは
XAMPPは「ザンプ」と読む。Webアプリケーションの実行環境を構築するソフトウェアのこと。XAMPPはコマンド入力なく、詳細設定ファイルを変更することなく実行環境をボタンのクリックで環境構築できる。
Xはクロスプラットフォーム、AはApache、MはMariaDB(旧バージョンはMySQL)、PはPHP、PはPerlの意味を持つ。これらのソフトウェアを使用することでWebアプリケーションを作成できる。
X:クロスプラットフォーム
どのWindowsやMac、LinuxなどのOSであっても同じ仕様で動作すること。
A:Apache
Apaccheは世界で50%以上の高いシェアを誇るWebサーバーソフトウェア(HTTPサーバー)。ApacheはOSに依存しないことやオープンソースであること、信頼性などから人気である。他のサーバーと比較して設定がすぐに完了できる。
M:MarinaDB
MarinaDBはMySQLから枝分かれしたデータベースシステムのこと。MySQLよりも高いパフォーマンスを発揮できる。(※XAMPPを起動するとMySQLの表示になるが、その中身はMarinaDBに入れ替わっている)
P:PHP
PHP(Hypertext Preprocessor)は、HTMLに埋め込むことができ、Web開発によく使用されるスクリプト言語。サーバーサイドでコードを実行するためによく利用される。
P:Perl
PerlはC言語とシェルの良いところを備えたようなプログラミング言語。テキスト処理に対して強力でライブラリモジュールが豊富。
XAMPPの特徴
いいところ
XAMPPは大変な詳細設定を飛ばして手軽にインストールして実行できる。詳細設定は自由に変更できるが、簡単にインストールできるので、環境構築に詰まることが少ない。
Drupal、Joomla!、WordPressなど広く使われているアプリケーションをインストールするためのツールであるBitnami(ビットナミー)と連携することで、XAMPP上にアプリをインストールできる。
ローカルでもクラウドでもインストールできる。
データベースはMarinaDB以外も使用することができる。(PostgreSQLにおいて、別にサーバーを用意する)
悪いところ
XAMPPは複数のソフトウェアをパッケージングされているので、XAMPPをインストールするとApache、MarinaDB、PHPのバージョンが一律に固定されてしまう。それぞれのアプリを所持していた場合は、XAMPPに合わせないといけない。また、最新のバージョンに対応させるためにはXAMPPが対応するまで待たないといけない。
参考文献
『XAMPP』について徹底解説!その特徴からできることまで、分かりやすく解説します。
初心者向け!XAMPPの基礎知識とインストール方法