はじめに

　備忘録として記録する．（今後更新するかもしれません．）

1. 複数の参考文献を参照する際にカンマ区切りからハイフンに変更する方法

　参考文献を[1],[2],[3]から[1-3]に表示したいときは，\usepackage{cite}を使えばいい．

複数の参考文献をハイフンでつなげる方法

\usepackage{cite}

2. 文字の色を変える

　文字の色を変える方法は簡単で，ネットで調べればすぐに出てくる．私の場合は，多用しすぎて上手く反映されなかった．{\color{red} hoge} を多用しすぎたことで，指定していない範囲も文字が赤くなってしまった．

文字の色を変える方法

\usepackage{color}
{\color{red} テキスト} % 「テキスト」の文字を赤くする

3. パワポで作成した図形を綺麗に貼る

　パワポで作成した画像を図としてコピーし，ペイントに張り付けて余白部分を切り取っていた．しかしそれでは，PDF上では綺麗に見えても印刷したときに画像がぼやけてしまう．
　簡単な解決方法としては，パワポから直接pngにエクスポートする．そして，編集で余白部分を切り取る．（brissを使って，余白を削除する方法もある）

　注意点としては，png形式の場合は大きさや位置の指定が効かないことがあるので，その場合はepsに変換する．

4. 参考文献が左にずれるときの対処法

　写真のように，参考文献が左にずれてしまう．

　Logを見ると，エラーも出ている．

エラー文

Missing $ inserted.
Missing } inserted.
Extra }, or forgotten \endgroup.

　調べてみると，$が閉じられていない，_などをテキストとして入力している場合に出るエラーらしいが，texファイルを確認しても見当たらなかった．原因はbibファイルにあり，URLに_が入ってしまっていた．そのため，URLを\_にすることで，解消された．

修正前のbibファイル

@article{hoge,
  title={hoge},
  author={hoge},
  journal={hoge},
  volume={hoge},
  number={hoge},
  pages={hoge},
  year={hoge},
  doi={hoge/url.12_34}
}

修正後のbibファイル

@article{hoge,
  title={hoge},
  author={hoge},
  journal={hoge},
  volume={hoge},
  number={hoge},
  pages={hoge},
  year={hoge},
  doi={hoge/url.12\_34}
}