#プログラミング勉強日記
2020年11月1日
前回はMathクラスを扱ったが、今回はFileクラスの使い方を簡単に説明する。
#Fileクラスとは
Javaでファイルを扱うために使うクラス。Fileはファイルまたはディレクトリを表すクラスで、ファイルの読み書きやフォルダの中のファイルの一覧取得といったファイルシステム全般で使用する。
#書き方
取り扱いたいファイルに対して1つのFileクラスのオブジェクトを対応させる。作成したFileクラスのfileオブジェクトを使って、ファイルの内容を読み込んだり書き込んだりすることができる。なので、Fileクラスを使うことでローカルにあるファイルをJavaで扱える。
基本的な書き方
File オブジェクト名 = new File(ファイル名);
// 具体例
File file = new File("c:\\test\\test.txt");
具体例でも示しているのように、ファイル名を指定するときはc:\test\test.txt
ではなくc:\\test\\test.txt
のように\
を2つ重ねて記述する。
上記の例ではファイルの場所を絶対パスで指定した。ファイルの指定には絶対指定と相対指定が可能で、相対指定の場合はプログラムファイルが置かれている位置を基準とする。
相対パスでの指定
// プログラムファイルと同じディレクトリの中のtext.txt
File file = new File("test.txt");
// プログラムファイルのディレクトリの中のtxtディレクトリの中のtext.txt
File file = new File(".\\txt\\test.txt");
Fileインスタンスを用いた操作
// 名前を取得する
String name = f.getName();
// 対象が存在すればtrue
boolean b = f.exists();
// 対象を削除する
f.delete();
// ファイルならばtrue
boolean b = f.isFile();
// フォルダならばtrue
boolean b = f.isDirectory();
// サイズを取得する
int length = f.length();