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Ruby on Railsの基本

Last updated at Posted at 2020-07-12

#プログラミングの勉強日記
2020年7月12日 Progate Lv.181
Ruby on RailsⅠ
 Ruby on RailsはWebアプリケーション開発のフレームワーク。フレームワークを使うと開発に必要な作業を減らせる。

#Railsアプリケーションの準備
 rails new アプリケーション名のコマンドでターミナルを実行。コマンドを実行することで、アプリケーション名と同じ名前のフォルダが作成され、その中の開発に必要なフォルダが用意される。

ターミナル
rails new tweet_app
0712.png   #サーバーの起動  開発中のアプリケーションをブラウザで表示するためにはサーバーを起動させる必要がある。サーバーの起動は`rails server`でコマンドを実行する。サーバーを起動させたあとブラウザで「localhost:3000」というURLにアクセスすると初期画面が表示される。

#トップページの作成
 rails generate コントローラ名 アクション名をターミナルで実行。コントローラとアクションについては後で記述する。
 今回はrails generate home topでトップページを作成する。このコマンドを実行すると新しいWebページが自動で作られ、「localhost:3000/home/top」のURLにアクセスできる。これを実行することでコントローラとそれに対応したファイルが自動で用意される。同じ名前のコントローラがすでにあるときはこのコマンドは使えない

ターミナル
rails generate home top
0712-1.png

#ビュー(view)
 ページの見た目を作るためのHTMLファイル。ブラウザとRailsのやりとりの中でRailsからビューが返され、ページが表示される。rails generate controller home topを実行すると、viewsフォルダの中に「homeフォルダ」と「top.html.erb」というファイルが作成される。

0712-2.png
top.html.erb
<h1>Home#top<h1>
<p>Find me in app/views/top.html.erb</p>

 このtop.html.erbを編集することで表示する内容を変更できる。

#コントローラ(controller)
 ページを表示するとき、Railsの中ではコントローラを経由してビューをブラウザに返す。rails generate home topを実行すると、「home_controller.rb」というコントローラのファイルが形成され、ファイルの中にtopメソッドが追加される。コントローラ内のメソッドをアクションという。

0712-3.png
home_controller.rb
class Home Controller < ApplicationController
  def top
  end
end

##アクション
 ブラウザに返すビューをviewフォルダの中から見つけ出す役割を担っている。コントローラと同じ名前のビューフォルダからアクションと同じ名前のHTMLファイルを探してブラウザに返す。

0712-4.png

#ルーティング(routing)
 Rails内ではコントローラを経由してビューを返しているが、ブラウザとコントローラをつなぐ役割を担うのがルーティング。ページが表示されるまでにルーティング→コントローラ→ビューという順番で処理される。
 ルーティングは「config/routes.rb」に定義され、get "URL" => "コントローラ名#アクション名" という文法で書かれる。これによってブラウザから「localhost:3000/home/top」というURLが送信されたときにhomeコントローラのtopアクションで処理されるようになる。ルーティングに記述されていないURLにはアクセスできない。

0712-5.png
routes.rb
Rails application.routes.draw do
  get "home/top" => "home#top"
end

##ルーティングの変更
 ルーティングを書きかえることでトップページのURLを変更することができる。URLを変更しても"コントローラ#アクション"の部分が変わらない限りコントローラのアクションに対応するビューフォルダの内容がブラウザに表示される。

routes.rb(変更前)
Rails application.routes.draw do
  get "home/top" => "home#top"
end

URL:localhost:3000/home/top

routes.rb
Rails application.routes.draw do
  get "top" => "home#top"
end

URL:localhost:3000/top

 「localhost:3000」(後に/がこないURL)に対応するルーティングは`get "/" => "コントローラ名#アクション名"でURLに"/"を指定する。

routes.rb
Rails application.routes.draw do
  get "/" => "home#top"
end

URL:localhost:3000

#新しいページの追加
 新しいページを追加するためには、自動で生成されていたルーティング、コントローラ(アクション)、ビューを自分で用意する必要がある。
 すでに作られているルーティングとコントローラのファイルにコードを書き足す。

routes.rb(ルーティング)
Rails application.routes.draw do
  get "/" => "home#top"
  get "about" => "home#about"
end
html_controller.rb(コントローラ)
class HomeController < ApplicationController
  def top 
  end
  def about
  end
end

ビューを追加するためには、home/の中に手動で「about.html.erb」を追加する。

#CSSファイルの場所
 CSSファイルは「app/assets/stylesheets」フォルダに入っている。rails generate controller home topコマンドを実行したときにCSSファイル(home.scss)も自動生成される。(SCSSはCSSを拡張したもので、CSSを効率的に書ける)stylesheetsフォルダの中に保存されているファイルにコードを書けば、すべてのビューにCSSが適用される。

#画像の保存場所
 publicフォルダに保存しておくと、<img src="/画像名">のように画像名を指定するだけで簡単に画像を扱える。

#リンクの作成
 リンク作成のためには<a>タグでテキストを囲み、href=""の中にURLを指定する必要がある。このhrefの中身をルーティングのURL部分と同じにすることで簡単にリンク先を指定できる。

top.html.erb
<a href="/">Topページ</a>
<a href="/about">aboutページ</a>
routes.rb
Rails application.routes.draw do
  get "/" => "home#top"
  get "about" => "home#about"
end
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