はじめに
CircleCI で Ubuntu 14.04 と 16.04 を利用した CI/CD 実行が 2022/05/31 以降行えなくなることが発表されました
メンテナンスできてない workflow 等がもしあれば を検討しましょう
なぜこの記事を書いたか
CircleCI タグを付け投稿される Qiita 記事の多くに対応が必要になる記述が多く、意外と認識されていない可能性があると思ったのて作成しました
なぜ利用できなくなるか
CircleCI is committed to providing you and your team with the most stable and secure experience possible. Deprecating our Ubuntu 14.04 and 16.04 images in favor of newer versions has several benefits, including improved upstream support and stronger security and compatibility for your Linux VM-based pipelines.
詳細は Reference 記載の公式 Blog を参照していただきたいですが、Ubuntu のサポートも終了している古いイメージのメンテナンス/サポートすることは多くのコストがかかること
新しいバージョンを採用することで、アップストリームサポートの改善、LinuxVM ベースのパイプラインのセキュリティと様々な互換性の強化などのいくつかの利点があり今回のアナウンスに至ったようです
廃止対象バージョン
公式 Blog には以外のバージョンが対象と記載されていました
また、 machine: true と記載している場合 2022/05/31 以降 Ubuntu 22.04 が利用されます
Ubuntu 14.04 のイメージ
- machine: true
- circleci/classic:201703-01
- circleci/classic:201707-01
- circleci/classic:201708-01
- circleci/classic:201709-01
- circleci/classic:201710-01
- circleci/classic:201710-02
- circleci/classic:201711-01
- circleci/classic
- circleci/classic:latest
- circleci/classic:edge
Ubuntu 16.04 のイメージ
- circleci/classic:201808-01
- ubuntu-1604:201903-01
- ubuntu-1604:202004-01
- ubuntu-1604:202007-01
- ubuntu-1604:202010-01
- ubuntu-1604:202101-01
- ubuntu-1604:202104-01
対象のバージョンを利用している場合
引き続き VM を継続利用する場合は、 Ubuntu 20.04 または Ubuntu 22.04 を利用するよう変更をします
また、Docker を利用できる場合は、 Docker machine executer 等に移行するのも 1 つです
イメージが、今後利用できないことを認識してもらえるよう、該当イメージを利用している場合 2022/03/29,
2022/04/26 の 2 日 10 分 から 1 時間程度 Job の実行ができなくなります
移行方法について
移行方法については、以外公式ドキュメントを参考に実施してください 🙏
Middleware 等バージョンにも差異が生じるためすべて記載することが難しく省略させていただきます
Reference
追記
2022/04/11
CircleCI さんからも日本語アナウンスが公開されたようです 🙏