困難は分割せよ
- デカルトの言葉。
- デカルトとは、フランスの哲学者。
解釈
- 問題は大きく捉えると解決が困難に思えてしまう。
しかし、大問題を小問題に切り分けることで解決可能にする考え方。
メリット
- 小問題に切り分けることで複数人での分担が可能になる。
- ゴールを達成するための道筋(マイルストーン)が明確になる。
具体例
- ビルゲイツの例
ある日、ビル・ゲイツがカレーライスを作ろうとしたとき、なんとカレールーとニンジンがありませんでした。これではいつものカレーライスが作れません。
しかしよく考えてみてください。
ルーがないと絶対にカレーライスは作れないでしょうか?
ニンジンがないとカレーライスは作れないでしょうか?そんなことはありません。
ルーは市販のカレー粉で代用できるし、ニンジンはなくても一応カレーライスにはなります。
つまり、ルーがないという問題と、ニンジンがないという問題は独立しています。だからここは慌てず、「ルーをどうするか」「ニンジンをどうするか」という分割された課題に、別々に当たればいいわけです。
ビル・ゲイツはその後、カレー粉とじゃがいもを使ってカレーライスを作っておいしくいただきました。
引用元:https://bottone.jp/blog/bottone-ceo/10050.html
【上述した例の説明】
- 大問題を小問題に切り分けている。
- 問題を切り分けた後、問題に対する目的を考える。
- 目的に対して代替案を導出することで問題解決をしている。
結論
- 「達成できない。困難だ!」と感じたら、困難を切り分けることが出来ないか?を考える。
- 切り分けた困難(問題)に優先順位をつけ、優先度が高い問題から着手する。