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PDトリガー基板にロータリーDIPを付けて出力電圧を切り替え可能にする

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秋葉原のShigezone等で売ってるPDトリガー基板

USB PDから5~20Vを取り出すトリガーデバイス(PDT006)

5V、9V、12V、15V、20Vの各種があるが、実は全て同一基板で、ジャンパーで出力電圧が設定されている。
ジャンパーがどうなっているのかは、上記のリンク先にかかれている。

20Vは何もジャンパーがされていない基板なので、これを利用してロータリーDIPで切り替えをしようというのが今回の趣旨。
普通のDIPスイッチでもいいけどね。

※お店の推奨の使い方ではないので、加工や使用については自己責任となります。
この記事も推奨しているわけではなくあくまでも自分が加工した記録です。

ろーたりーDIPはリアルコードのものでつまみ付き、端子が横に出ているタイプを使用しました。
横に出ているタイプは厚くなるのですが、加工はし易いかと思って今回は横出しタイプです。
つまみなくてもいいですが、つまみがあると切り替えは楽ですね。

ロータリーDIPはつまみを回すと、1,2,4,8端子がC端子と短絡するようになっています。
参考資料
ロータリーDIP.png

これをジャンパ代わりにするということですね。

PDトリガー基板のジャンパー部分はこうなってます
IMG_1473.JPG

ジャンパのパターンによって出力電圧が変わります。
ジャンパ

ロータリーDIPのPINとジャンパの組み合わせは下記のようにしました。

ロータリーDIP 4 2 C 1
PDトリガー基板 G J1 V J2

こうすることによってロータリーDIPと出力電圧の関係は以下のようになります。

ロータリーDIP 出力電圧
0 20V
1 15V
2 12V
3 9V
6 5V

ここまで決まれば加工です。

無理やりはんだ付け。
かなり小さいので近眼で老眼な私には結構大変でした。
はんだ汚いなぁ…

IMG_1464.JPG

電圧が意図したとおりに切り替わるかどうかのテスト。
イメージ.JPEG

きちんと切り替わることが確認できました。

電圧切り替え時は必ず

   取り外してからロータリーDIPを変更してもう一度挿し直す

ということが必要です。

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