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ESLint v6.8.0

Last updated at Posted at 2019-12-22

v6.7.0 | 次 v7.0.0

ESLint 6.8.0 がリリースされました。
小さな機能追加とバグ修正が行われています。

このリリースは ESLint 6.x 系 最後のリリースになります。
来月からしばらくの間 7.0.0 のアルファ版・ベータ版がリリースされます。この日本語版リリースノートは 7.0.0 正式リリース (日付未定。3月くらい?) までの間はお休みする予定ですのでご了承ください。

質問やバグ報告等ありましたら、お気軽にこちらまでお寄せください。

🏢 日本語 Issue 管理リポジトリ
👫 日本語サポート チャット
🏢 本家リポジトリ
👫 本家サポート チャット

🚀 本体への機能追加

.eslintrc.cjs をサポート

🔖 RFC043, #12321

設定ファイルの拡張子として、新たに .cjs がサポートされました。

type:"module"を持つ package.json の下にある .eslintrc.js が ES Module として解釈され、ESLint はそれを扱うことができないためです。

--no-error-on-unmatched-pattern CLI オプション

🔖 #12377

ESLint はリントが成功すると何も出力しません。そのままではコマンドを typo していて対象ファイルが1つも無い場合とリント成功とを区別できないため、リント対象が1つも無い場合にエラーを表示しています。

例1
> eslint lob

Oops! Something went wrong! :(

ESLint: 6.8.0.

No files matching the pattern "lob" were found.
Please check for typing mistakes in the pattern.

>

このエラーを抑制するオプションが追加されました。

例2
> eslint lob --no-error-on-unmatched-pattern
>

eslint:recommended 設定から require-atomic-updates ルールが削除された

🔖 #12599

eslint:recommended設定から require-atomic-updates ルールが削除されました。誤検出が多かったためです。

設定ファイルが $schema プロパティを許容するようになった

🔖 #12612

設定ファイル (特に .eslintrc.json) が $schema プロパティを持っていてもエラーを投げなくなりました。一部のエディタでは、$schema プロパティを適切に指定することで入力補完やエラーチェックが働くようになります。

💡 新しいルール

特になし。

🔧 オプションが追加されたルール

特になし。

✒️ eslint --fix をサポートしたルール

特になし。

⚠️ 非推奨になったルール

特になし。

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