ESLint v6.8.0 has been released:https://t.co/JXqs24flN0
— ESLint (@geteslint) December 20, 2019
ESLint 6.8.0
がリリースされました。
小さな機能追加とバグ修正が行われています。
このリリースは ESLint 6.x 系 最後のリリースになります。
来月からしばらくの間 7.0.0
のアルファ版・ベータ版がリリースされます。この日本語版リリースノートは 7.0.0
正式リリース (日付未定。3月くらい?) までの間はお休みする予定ですのでご了承ください。
質問やバグ報告等ありましたら、お気軽にこちらまでお寄せください。
🚀 本体への機能追加
.eslintrc.cjs
をサポート
設定ファイルの拡張子として、新たに .cjs
がサポートされました。
type:"module"
を持つ package.json の下にある .eslintrc.js
が ES Module として解釈され、ESLint はそれを扱うことができないためです。
--no-error-on-unmatched-pattern
CLI オプション
🔖 #12377
ESLint はリントが成功すると何も出力しません。そのままではコマンドを typo していて対象ファイルが1つも無い場合とリント成功とを区別できないため、リント対象が1つも無い場合にエラーを表示しています。
> eslint lob
Oops! Something went wrong! :(
ESLint: 6.8.0.
No files matching the pattern "lob" were found.
Please check for typing mistakes in the pattern.
>
このエラーを抑制するオプションが追加されました。
> eslint lob --no-error-on-unmatched-pattern
>
eslint:recommended
設定から require-atomic-updates ルールが削除された
🔖 #12599
eslint:recommended
設定から require-atomic-updates ルールが削除されました。誤検出が多かったためです。
設定ファイルが $schema
プロパティを許容するようになった
🔖 #12612
設定ファイル (特に .eslintrc.json
) が $schema
プロパティを持っていてもエラーを投げなくなりました。一部のエディタでは、$schema
プロパティを適切に指定することで入力補完やエラーチェックが働くようになります。
💡 新しいルール
特になし。
🔧 オプションが追加されたルール
特になし。
✒️ eslint --fix
をサポートしたルール
特になし。
⚠️ 非推奨になったルール
特になし。