6
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

おじさん視点から見たゆるい勉強会について

Last updated at Posted at 2019-12-17

本記事は「第二弾 地方IT勉強会 Advent Calendar 2019」の18日目の記事です。
第一弾の方では学生代表として、げんし君が記事を書いてくれておりますので
読み比べてみて頂けるとこんな文章でも100倍楽しめると思います。(ダイマ

自己紹介

北海道旭川市でIT系サラリーマンをしています。
よくいる地方IT会社員で「何でもできるけど、何もできない」を地で行っています。
ゆるい勉強会ではエモ発表担当と共同代表者(の真似事)をしています。

ゆるい勉強会とは

tomio2480さんによると2012年8月ごろから旭川で活動を始めた、一応IT系の勉強会です。
今では休止中のUnity勉強会を除き、現存する旭川唯一のIT系勉強会でもあります。
特色としては学生が元気な勉強会と言う話に尽きると思います。学生が好きにやって、大人が見守る。
でもちょっと大人もやりたい!みたいな雰囲気がデフォです。
今年よりtomio2480さんが東京に就職されたため、私ともう一人の方が共同代表と言う事で引き継いだ形になります。

きっかけ

参加のきっかけは3年ほど前、ある経緯で「会社を辞めたら自分に何ができるか」を考え始めた事です。
地方IT会社のあるあるかは分かりませんが、とにかく地盤が安定している場所にいると意外と考えてこない事で、今まで一生懸命仕事をしてきたし社内の評価も悪くない。そんな人間が一人だけで生きていけるのかと考えた瞬間 自分が井の中の蛙どころか水たまりのボウフラ状態だった事に愕然としたわけです。

そんな中で何か知見を広げる機会はないかと探し回った結果、以前に一度なんとなく参加していたゆるい勉強会の開催にたまたま引っかかったのが始まりでした。

おじさん視点のゆるい勉強会(メインコンテンツ)

おじさんは、旭川に絶望をしていました。
札幌と比べて勉強会の数が桁違いで賃金も天と地。何が第2の都市だと。こんなんじゃこの先生きのこれない!と。これはもう諦めて引っ越すしかないかと札幌で就職先を探したりもしている中でした。

しかし勉強会に参加してまず思ったのが、みんな緊張しつつも楽しそうに発表をするところだなと思いました。

発表者が学生でほとんど埋まっていたのもあり、学生当時私が欲して止まなかった環境が今はここにあるような気がして、何か眩しいものを見たような気がしていました。
参加回数を経るにつれ、発表の上手くなる人間、大人顔負けのガチ発表をする人間と様々な色が出てきて、将来が楽しみな子達ばかりです。
おじさんは、旭川に居続けるのも悪くないんじゃないか、と思いました。

もちろんそれだけが理由ではないですが、今は思いとどまり自分の周りの環境を幸せにしていくことをモットーに日々過ごしています。

とはいえ、上手くなる人ばかりじゃないのも確かでしょう。それもいいと思います。

ちょっと失敗して「もうだめだ」と思って来ない人も出るかもしれません。それもいいでしょう。

話すのは苦手だけど、発表を聞くが楽しいから来ている!それもいいですね。

ITとかわかんないけど、伝えたいことがある!どんとこいです。

おじさんは、ゆるい勉強会に参加してくれる、またはしてくれたどんな人間も応援しています。

欲を言えば、本勉強会を巣立っていった子達がいつか戻ってくる時、旭川に帰ろうかと思っている時、そんな時に勉強会に立ち寄って成果を共有してくれたり、Uターンなどで戻って来て旭川に貢献してくれたらいいなとも考えています。もちろん地元で受け皿を用意できるのがベストですが、今はこういう遠回しな地域貢献の仕方もアリかなと。

レベルを上げて、正論でぶん殴れ(成果的なお話)

そんなこんなで色んな方のお話を聞いたり試したりしているうちに、
いつの間にかレベルが上がっていることもあります。

社内でちょっとおかしな人扱いをされつつも、ちゃんと礼儀を尽くしていれば大抵の人は応援してくれます。
レベルが上がった状態で突っ込まれても痛くないような正論を展開すれば、周りの環境をある程度自分の思うように整備する事も叶います。

そう、例えば社内のオープンスペースでWifi・電源あり、
社外の人間招待可能なもくもく会スペースを確保することができ、快適な日々を過ごすこともできます。

叶わないって?
おめでとう!あなたは今泥舟に乗っている事に気づくことができました。さっさと転職しよう!

例えば、社内で定時後すぐもくもく会ができる会社とかどうでしょう?

これからのゆるい勉強会

さて、まかり間違って私が代表の一人となってしまった
ゆるい勉強会のこれからに不安を覚える方も少なくないかと思います。
早速1回ひどい勉強会をやらかしたばかりですし。

代表ではありますが、個人的には「何かあった時のケツ持ち」感覚で務めています。
基本、ゆるい勉強会は誰がどこで開催してもいいものと考えています。
「やりたい人が、やりたい時にやる」のが理想の形ですが、未成年ではなかなか難しい部分もあると思いますので大人が出るべきところは出ようかなと。もちろん私も好きにやらせてもらいますが。

なのでみんな、どんどん好きにやったらいいんじゃない?
声をかけてもらえれば少なくとも私は全力で対応します。

ゆくゆくはメンバーが変わり、内容が変わり、時代が変わっても誰かが来た時、
この勉強会が残せていたらいいなと思っています。

身内感問題について

よく勉強会をやる上で「身内感が出てしまうので新規の方が入りにくいのでは」
という話題が出るのですが、私は地方でやっている以上、ある程度のメンバーの
固定からは免れられないのが必定かなと思っています。

どちらかというと運営側にいる人間が気にしてくれたりするのは
とても良いこととは思いますが、気にしすぎなくても大丈夫だと思います。
参加したい人はしますし、もし適してそうな人がいたら声をかけてくれたり、
新しく来た人に少し優しくしようかなと思ってもらえれば最高ですね。
人が変われば勉強会も変わるわけですし、その辺はゆるく構えていきたいと思います。

なんたって勉強会のモットーが「運営に労力をかけない」ことですから。

お知らせ・宣伝

あ、そうだ。
これからのゆるい勉強会として一つお知らせがあります。
来たる2020年5月16日、旭川にてLDDAsahikawaを開催予定です。
学生LTがメインコンテンツになる予定ですので、10名ほど募集します。
みんな、出てくれるよね?(ニッコリ

最後に

色々好き勝手に書きましたが、要約すると「私が居たかった環境を誰かが欲しい時に用意してあげたいな」というお気持ち表明をしたく、筆をとりました。こういった投稿は初めてなので乱文雑文ポエム妄想などご指摘は受け止めますが極力変な地雷を踏んだと思って諦めてもらえればと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
また、今回投稿の機会をいただいたtomio2480さんにも感謝を。また勉強会で会いましょう!
それでは!

6
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?