今日設定したNFSに関するメモ
- idmapdに関して
idmapdのstartがfailedしている事が発覚。原因を調べてみると、起動時のオプションで指定しているディレクトリが存在せずにエラーになっていた。
NFSver4でNFSを展開する場合は、idmapdのサービスが必要となる。
NFSver2.3では必要ではない。
NFSマウントした場合のUID/GIDのマッピング(ひも付け)をidmapdが提供する。
みたいな事が調べた記事の中に書いてありました。
設定変更したファイル
/etc/idmapd.conf
このファイル内にIDMAPDARGSという変数があり、そこでディレクトリを指定していた。
ここで指定されていたのが、nfs-server用のFS(?)であるsunrpcだった。
この設定ファイルを変更後、以下のコマンドで設定を反映させる。
systemctl restart nfs-config
※nfsdを再起動するだけでは読み込まれないため注意
sunrpcのマウントポイントについて
その後調べてみたが、/etc/systemd/ 配下で設定されているみたい。
Lifekeeper構成の場合、/var/lib/nfs→/var/libにマウントポイントが変わるとのこと。
http://jpdocs.us.sios.com/Linux/8.0/LK4L/NFS/Content/recovery_kits/nfs_server_rk_documentation/configuration_considerations/configuring_nfs_server_lifekeeper.htm
RHEL6のサーバでは/etc/modprobe.d配下にlifekeeperのものらしきファイルが存在していたが、RHEL7のサーバは存在していなかった。(設定の問題の可能性あり)
/etc/exportsと/etc/netgroup
NFSのエクスポートをする場合、/etc/exportsに記載するが、/etc/netgroupファイルを使用する事で、特定のホスト名またはIPアドレスをグループ化する事ができる。
/etc/netgroupの書式:
<グループ名> (<ホスト名>,,) ... 必要なだけ続けて記載。
/etc/netgroupを設定後、
/etc/exportsでIPアドレスを指定するかわりにグループ名を指定。
グループ名を指定する場合は、名前の前に@を記載する事。
/nfs/mountpoint @<グループ名>(rw)
/etc/netgroupではIPレンジで設定する事が出来ないので、IPレンジでの指定は/etc/exportsで設定する。