はじめに
日本語プログラミング言語の話題に否定のコメントをいきなりしてくる方がいらっしゃるのはなぜか考察してみました。
結論の制約
この結論はあくまでわたしの仮設です。この仮説を裏付けるファクトを収集できるほど広い範囲のシステム開発現場を知りえる知見はなく、そのような心理学的な実証研究もないので、あくまでわたしがこれまで経験した現場ならありうるだろうという推察半分の結論です。
結論
脳がバグっているからです。
結論の論拠
もう少し具体的には、ソフトウェアに関連する仕事の現場では、ソフトウェアを直接生産する実装言語の他に、当該のソフトウェアに関連する内容を表記した言語情報に接します。それは日本の場合、多くは自然言語の日本語です。
自然言語の日本語でソフトウェア的な事柄を不自然に記述されると、厳密な構造の記述の構築を要求される実装担当者はかなりイラっときます。
ソフトウェア技術者は潜在的にこのネガティブな感情を「日本語」というワードに紐づけて脳が認識してしまっていると十分考えられます。
そのため、日本語で書かれたプログラミング言語に嫌悪感が顕在化するというのは、心理学的には合理的な考察と考えられます。
おわりに
これはポジティブな感情にも起こりえる状態で、最近の心理学ではこのような状態も「脳がバグる」と表現しているのは、ソフトウェア関連技術者としては興味深いです。