データ型
プリミティブ型
真偽値や数値などの7種類の基本的な型のこと
- 真偽値(Boolean):
true
またはfalse
のデータ型 - 数値(Number):
53
や3.14159
などの数値のデータ型 - 巨大な整数(BigInt): ES2020から追加された
8105694254740461n
のような任意精度の整数を扱うデータ型 - 文字列(String):
"JavaScript"
などの文字列のデータ型 - undefined: 値が未定義であることを意味するデータ型
- null: 変数が存在しないことを意味するデータ型
- シンボル(Symbol): ES2015から追加された一意で変更不可能な値を持つデータ型
オブジェクト型
複数のプリミティブ型の値やオブジェクトを含む集合
const objectData = {
name: "太郎",
age: 25,
}
リテラル
データ型の値を直接コード内に記述できるように構文として定義されているもの
- プリミティブ型の中で、リテラル表現を持っているもの
- 真偽値
- 数値
- 文字列
- null
- オブジェクトの中で、レテラル表現を持っているもの
- オブジェクト
- 配列
- 正規表現
真偽値リテラル
true
、false
と書くことで、真偽値として扱われるリテラル
数値リテラル
数字をそのまま書くことで、数値として扱われるリテラル
文字列リテラル
" "
(ダブルクォート)または' '
(シングルクォート)、``
(バッククォート)で囲まれた部分は、JavaScriptにおいて文字列として扱われるリテラル
nullリテラル
null
と書くことで、値が存在しないことを示すリテラル
オブジェクトリテラル
{}
を書くことでオブジェクトを作成できるリテラル
const obj = {};
const obj = {
key: "value"
}
配列リテラル
[]
を書くことで、新しい配列を作成できるリテラル
const emptyArray = [];
const array = [1, 2, 3, 4];
まとめ
JavaScriptのデータ型には、真偽値、数値、文字列、null、undefined、BigInt、シンボルがあり、これらはプリミティブ型と呼ばれます。また、オブジェクト型は複数の値を持つことができ、リテラル表現を使って直接コードに値を記述できます。