Raycast
Raycast創業者のひとり、Thomas Paul Mannが3周年記念でちょうど今、Twitterで思い出話を呟いていたので翻訳しようと思う。
Raycast3周年おめでとう!
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3年前1つのアイデアとして始まったRaycastは今や何万人もの生産性を加速させている。
思い出を振り返り原点に立ち返ってみよう。
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僕らはYコンビネータのYC Winter 2020 Batchに加わり、Demo Dayまでに3ヶ月の猶予があった。
そこで、僕らはサンフランシスコに向かう飛行機の中で、クリップボードヒストリーのような機能を開発した。
もちろん、象徴的なYコンビネータの看板の前でお約束の写真も撮っている。
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Yコンビネータのネットワークが手に入ったので、Airbnb、Lyft、Uberといった企業のOBと話をした。
みんなツールに遅いという不満があった。
なので僕らはJiraエクステンションを作って彼らの工数が短縮されるようにした。
(issueを立ち上げる、誰かをそれにアサインする、それを編集する。)
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僕らはHacker NewsでRaycastを発表しDemo Dayの前に注目を集めることができた。
開発者がウェイティングリストにサインし僕はビデオ通話でオンボーディングをした。
Petrはその間に問題を修正していた。
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Accelからシードラウンドで資金調達をし、チームビルディングを開始した。
この時誰も僕らの会社を知らなかった。
だから僕らの人脈を頼った。
僕らは初期メンバーを採用し、
その中でも@nichlaswaはRaycastのウェイティングリストに一番初めにサインした人だった。
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ここで僕らは一からアプリを作り直した。
高速に改善でき、モダンなデザインで新しい仲間が活躍できるような強固な基盤を求めていたのだ。
この基盤のおかげで大きな機能をリリースできている。
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僕らは新しいエクステンションをリリースした。
@asana, @github, @GoogleWorkspace,@linear, @Zoom
を一週間ごとにだ。
ユーザの声を反映しApple CalenderやReminderも統合した。
1期目の締めくくりとして、@ProductHuntをリリースした。
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これまでエクステンションはネイティブで開発していた。
当初からAPIが必要だと思っていたけどUXを設計する必要があった。
2期目は開発者を支援するためにAPIの開発に専念した。
もっと詳しく知りたい場合は以下を聞いてほしい。
@DevtoolsFM
: http://devtools.fm/episode/38
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僕らはAPIを構築しただけではなくプラットフォーム全体を構築した。
開発者はエクステンションを開発して僕らのストアで配布できる。
ユーザーはワンクリックで何百ものソリューションをインストールできるのだ。
再び僕らはより早く前進するための基盤を構築した。
今回はコミュニティの助けを借りた。
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3期目はプロダクトを成熟させる年だ。
組織に対してプライベートなエクステンションを共有できるようにした。
またAPIを使ってネイティブのエクステンションをオープンソースのものに差し替えた。
一貫して新機能をリリースすることで品質に対してのブランドを立ち上げることができた。
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プロダクトを作る一方で職人のための会社を作った。
フィードバックに傾聴しコードレビューを求ない。平等な給料を支払い、毎週金曜日はハックを行う。
覚えておいてほしい。会社を始めるときは世間に流されず君が働きたい場所を作れ。
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この3年間に感謝しこれからもさまざまな機会を楽しみにしたい。
自分で何かを作ればアイデアは尽きることがない。
同じ問題に情熱を燃やす仲間と集まり走り出せば勢いは遠くまで君を連れていく。
最後に
プロダクトを作ること、会社を立ち上げるということ、情熱を持って取り組むこと、すごく素晴らしいなと思った。
胸が熱くなった。
さあ、作りたいプロダクトを作ろう。