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パイプライン入力を受け取るパラメータの指定方法

Last updated at Posted at 2015-12-23

疑問

  • パイプしたオブジェクトはどのパラメータに渡されるのか?
  • 複数のパラメータがパイプライン入力を受け取る場合、受け取り先をどう指定するのか?

基本的な受け取り方

PowerShell ではパラメータごとにパイプライン入力の可否が設定されており、許可されたパラメータのみにオブジェクトが渡されます。

また、複数のパラメータがパイプライン入力を受け取る場合、それぞれのパラメータには基本的にパラメータ名と名前が一致する「パイプされたオブジェクトのプロパティ」が渡されるようになっています。

各コマンドレットにおける受け取り方の確認方法

各コマンドレットの詳細は Get-Help <コマンドレット名> -Full で確認できます。

パイプライン入力の可否は「パイプライン入力を許可する」に記されており、パラメータ名と一致するプロパティのみ受け取る場合には ByPropertyName が指定されています。

パイプラインの入力を許可する ByPropertyName 受け取るもの
false - パイプライン入力を受け取らない
true 指定なし パイプされたオブジェクト
true 指定あり パラメータ名と一致する、パイプされたオブジェクトのプロパティ

なお ByValue が指定されているときには、パイプされたオブジェクトとパラメータの型が一致している場合、もしくは型変換が可能な場合にのみ受け取ることができます。

パイプラインの詳細は Get-Help About_Pipeline で確認できます。

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