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Power Automateのデスクトップレコーダーを使って、エクセルデータの集計作業を自動化してみた!!

Last updated at Posted at 2022-06-12

 なぜ今?

 半年ほど前から販促グループのメンバーが、チラシ商品販売結果の集計に苦戦している姿をよく見かけていたので、集計方法を詳しく聞いて実際に自分で試してみました。実はこの手法はかなり手間がかかるのと、会社の集計システムの気分(アクセス状況)により時間がかかり過ぎることがあって、僕がPowe BI Desktopで集計結果(会社が制作したものに手を加えて5分程で集計できる)をpbixファイルで渡そうとしたのですが、パワビの操作ができないのでエクセル形式で欲しいを言われました(わが社はこれが普通:sweat:)。
 そこで今回は、pbixファイルで作成したデータをcsvでエクスポートして、昨年挫折したPower Automateのデスクトップレコーダー機能を使って、皆が見やすいエクセルファイルを作成してみました。

 用意したもの

pbixファイル
Power Automate Desktop

 作業手順

①Power Automateのデスクトップレコーダー起動の準備をする。

スクリーンショット (149).png
 まずは1から5までのフローを完成させます。
こちらの記事を参考にしました。https://lacotasu.com/?p=4039
スクリーンショット (154).png
 1「Excelの起動」のアクションを選び「次のドキュメント」を選択、ドキュメントパスはデスクトップに張り付けたファイルを指定します。
スクリーンショット (155).png
 次に2の「ウィンドウを待機する」アクションを選んでウインドウの検索は「タイトルやクラスごと」を選択。タイトルはファイル名を記入して、半角スペース、ハイフン、半角スペース、Excelと入力します。
スクリーンショット (158).png
 3のアクションは「キーの送信」をチョイスして「特殊キーの挿入」ボタンで「左windowsキー」、「方向キー」で「上」を選んでください。
スクリーンショット (160).png
 4番目のアクションは「ウィンドウにフォーカスする」で、ウインドウ・クラスの欄は「XLMAIN」と入力。アプリケーションがExcelだからという意味のようです。
スクリーンショット (162).png
 最後の5番目のアクションは「Excelワークシート内のセルをアクティブ化」を選び、上記のようにA1のセルからに設定します。
これで準備完了!! いよいよデスクトップレコーダーによるフロー製作に入ります。

②デスクトップレコーダー起動する。

 最初にアクション5までを実行して、エクセルファイルを開いた状態にします。
スクリーンショット (164).png
 次に赤丸のボタンを押すとダイアログボックスが出現して、エクセル上の加工作業を「6.コメント」のフローから自動的にアクションを書き込んでくれます!!

 完成品!?

スクリーンショット (146).png

 上の画像はPower Automateで処理したときの最終画面です。このエラーを解消しようと頑張ってみたのですが、無理でした。ピポットテーブルの内容を別のシートにコピペして、視覚的に見やすく加工しようという最終工程でしたが、私の技術では乗り越えることができませんでした。またエクセルデータを加工する様子(Power Automateで一番感動したとこ)は、機密漏洩になりかねないほど店名や商品名、売上等が映っているため、ここではPower Automateのフローの動画をアップさせていただきます。
https://twitter.com/mvminami2022/status/1535838141726490624

 振り返ってみて

 実はPower Aotomateのレコーダー機能にものすごく期待しておりました。しかし実際には6番目からのアクションを20回以上行ってできた作品が上のフローでした。よく出ていたエラーメッセージがこちらです。
スクリーンショット (140).png
 画像にあるようなドラッグアンド・ドロップに失敗しました「UI要素の移動中にエラーが発生しました」とか「クリックに失敗しました」等です。対策としてエクセルファイルの加工作業の際、ピポットテーブルの挿入作業は該当のタブが開いていても必ず「挿入タブ」を左クリックして「ピポットテーブル」を選択、「ピポットテーブルのフィールド」上でも一度フィールドを左クリックして認識させ操作を継続しました。結果的には自分の考えていた作品にはなりませんでしたが、良い学びの機会でした。
 このフローの実行を見た他のメンバー(20代)は、非常に驚いていました。自分もチャレンジしたいと(部下にしようかな)。今後は時間を確保して、チャレンジしていきたいと思います。それとPADのソースコードの添付がうまくいきませんでした。teamsのほうに添付させていただきます。お疲れ様でした。。

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