Power shell を使おうぜ☆（＾～＾）＜その３＞ Copy-Itemを使うときのパスを倒そうぜ☆（＾～＾）

+ C:
  + Box
    + Pen.txt
    + Eraser.html

とあるとき、

+ C:
  + PenCase
    + Pen.txt
    + Eraser.html

と別のディレクトリーに丸ごとコピーしたいときがあるだろ。試した結果から言ってしまうと、ここでやることは

copy.ps1

# コピー先ディレクトリの存在確認。
if (Test-Path "C:\PenCase") {
    # あれば中身を全部消す。
    Remove-Item "C:\PenCase\*" -Recurse
} else {
    # なければ作る。
    New-Item -ItemType Directory -Path "C:\PenCase"
}

# コピー元の中身をすべて指定し、コピー先はディレクトリを指定する。（ややこし……）
Copy-Item "C:\Box\*" "C:\PenCase"

ディレクトリーなんてものは　看板で書かれた住所みたいなもので存在せず、あくまで　ファイルをコピーする、
という物の見方をすればいいらしい。

変数を使ってみよう。

copy.ps1

# Trailing NOT slash.
$origin = "C:\Box"
$clone = "C:\PenCase"

# コピー先ディレクトリの存在確認。
if (Test-Path $clone) {
    # あれば中身を全部消す。
    $dst = $clone + "\*"
    Remove-Item $dst -Recurse
} else {
    # なければ作る。
    New-Item -ItemType Directory -Path $clone
}

# コピー元の中身をすべて指定し、コピー先はディレクトリを指定する。（ややこし……）
$src = $origin + "\*"
Copy-Item $src $clone

ファイルの冒頭で Path を一覧しておき、その後は　親ディレクトリには戻るなだぜ。
よく　オリジン　の中身を消したり、
自分を自分の中にコピーして　再帰的にファイルが増えて　３０００個のファイルをゴミ箱に送るはめになったりする。
そういう不注意をなるべく減らそうぜ。