はじめに
Blue Prism を使って「カレンダー」や「営業日」を扱う小ネタです。
カレンダー
Blue Prism にはカレンダーを管理する機能があり、「創立記念日」など組織固有の休日情報を設定することができます。
システムタブ > システム > カレンダー から設定できます。
右側にある、「その他の祝日」エリアで、日付を指定し「追加」を押すことで、固有の休日情報を追加できます。
尚、一度設定したカレンダー名を変更するUIは用意されていないようです(v6.8.0)。(方法をご存知の方がいらっしゃったら教えてください。。)
スケジューラー上でのカレンダー指定
スケジューラーから、カレンダーで設定した営業日のみ実行することができます。
通常はこの使い方をしそうですね。
「前営業日」を取得する
さて、業務を自動化する際に、前営業日や翌営業日を取得したいケースがあるかと思いますが、 Blue Prism では組み込みVBO「カレンダー」の、「稼働日です」アクションを使うことで、簡単に実装できます。(アクション名の日本語が若干不自然ですね。。)
「稼働日です」アクションは、「カレンダー名」と「日付」をパラメーターとして取り、その日がカレンダー上で営業日かどうかをフラグで返します。
AddDays([判定日], -1)
のような計算ステージを使って、判定する日付をずらして再度判定していき、営業日と判定された時点で終了するようなフローを作ると、「前営業日」や「翌営業日」を取得することができます。