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Swift その2Advent Calendar 2015

Day 8

RxSwiftでメモリリークを起こさないようにする関数を用意しました。

Last updated at Posted at 2015-12-07

RxSwiftにおいて、mapやflatMapで処理を繋いでいくと、クロージャが結構な数になると思います。
RxSwiftはしっかりとルールを守ることで、クロージャのキャプチャは解放される設計になっていますが、
様々なケースを考えると[weak self]しておくのが、やっぱり安全だったりします。

しかし、毎回weakにするとちょっと面倒ですよね。。
以下のようなコードはよくあると思います。


create { observer in

    return NopDisposable.instance
}
.map {
    self.~~
}
.map {...}
.map {...}

これをmapの中でweakにすると以下のようになります。


create { observer in

    return NopDisposable.instance
}
.map { [weak self] in
    guard _self = self else {
        throw <# ErrorType #>
    }
    _self.~~
}
.map {...}

これで全然良いのですが、
毎回書くのはちょっと面倒なので、
以下のグローバル関数を用意しました。
objが取得できなければthrowするというコードです。

extension String: ErrorType {

}

func strong<T>(obj: T?) throws -> T {
    
    guard let obj = obj else {
        
        throw "deallocated"
    }
    
    return obj
}

これを利用することで、


create { observer in

    return NopDisposable.instance
}
.map { [weak self] in
    try strong(self).~~
}
.map {...}

という感じで短く書けるようになりました。

毎回これを必ず使用するというわけではありませんが、
selfのキャプチャが多く、心配なときに利用していこうと思っています。
チームでの開発においては、基本にweakにするとかルールを決めてしまったほうが、
考えるコストを削減出来るメリットもありそうです。

以上、RxSwiftというよりかは、Swiftのクロージャについてのtipsでした。

ちょっとした宣伝ですが、
Filという写真編集アプリを開発しています。
是非使ってみてください😇

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