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REST APIについて理解する

Posted at 2023-09-10

はじめに

　RESTについて学んだことをまとめました。

　APIとはApplication Programming Interfaceの略。
機能やデータを外部から呼び出して利用できるように定めた規約のこと。

　REpresentational State Transferの略。
分散型システムにおける設計原則群(設計ルール)のこと。
RESTには下記６つの原則がある。

　クライアントとサーバーが依存することなくそれぞれが独立し、お互いに影響なく改良ができるような構造にすること。
画面とデータで関心事が分離されるため、どちらか一方が変更されても影響を受けにくくなる。
基本的には、クライアント側がトリガーとなり、サーバー側が受け身となる。

　リクエストの情報のみからレスポンスを返す(状態を保持しない)こと。
前のやりとりの結果に影響を受けないので、障害発生時には対象のリクエストのみを確認すれば良いため、復旧が容易になるメリットがある。

　クライアント側のアプリケーションはレスポンスをキャッシュできる。
それにより、クライアントとサーバーの通信が排除され、ユーザー体験、リソース効率、拡張性の向上が見込める。

　情報の操作(取得、作成、更新、削除)は全てHTTPメソッド(GET、POST、PUT、DELETE)を利用すること。システムアーキテクチャ全体が簡素化され、わかりやすくなるメリットがある。

　複数のWEBサーバ、APサーバ、DBサーバで構成されるシステムのこと。システム内の機能やコンポーネントを階層的に組織化し、それぞれの階層が特定の役割を持つように設計されてるため、システムの保守や拡張がしやすくなるメリットがある。

　サーバ側にあるHTMLやJavaScriptなどのプログラムをクライアント側にダウンロードして利用できること。リリース済みのクライアントに対して機能追加ができることや、サーバーの負荷が下がるメリットがある。

　movieをリソースとしてCRUD操作のURI、HTTPメソッドを定義すると、下記のように実装されます。