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aws-auth ConfigMap から アクセスエントリへの移行

Last updated at Posted at 2024-10-20

はじめに

セルフマネージドAmazon Linuxノードを作成し、EKSクラスターに参加させる方法として、以下のAWS公式ドキュメントを参考にしていました。

手順内でノードを参加させるのにaws-auth ConfigMapを使用していますが、aws-auth ConfigMapは現在非推奨となっているようです。

image.png

アクセスエントリを使用したノードの参加方法を記事に残しておきます。

アクセスエントリとは

  • EKS クラスターのバージョンが1.23以上で使用可能。
  • アクセスエントリを使用する前に、クラスターの認証モードをEKS API and ConfigMapまたはEKS APIに変更する必要がある。
  • 一度EKS APIに変更すると、ConfigMapEKS API and ConfigMapに戻すことが出来ない。EKS API and ConfigMapからConfigMapに戻すことも出来ない。

手順

EKSクラスターの作成手順は割愛します。
認証モードをEKS API and ConfigMapまたは EKS APIに設定する必要がある点だけ注意。

1. AWS Management Consoleを使用してセルフマネージド型のLinuxノードを起動する

公式手順から変更は無いため、割愛します。

スタックの作成が完了したら、NodeInstanceRoleの値を控えておきましょう。
次のアクセスエントリの作成で必要になります。

2. アクセスエントリを作成する

①アクセスエントリを作成するクラスターを選択する。
②「アクセス」タブをクリックし(a)、「IAMアクセスエントリ」の「アクセスエントリの作成」をクリックする(b)。

image.png

③アクセスエントリを作成する。

image.png

設定項目 設定値
IAM プリンシパル ARN メモした「NodeInstanceRole」を入力する
タイプ - オプション EC2 Linux
④アクセスエントリが作成されたことを確認する。

image.png

3. ノードがクラスターに参加されていることを確認する

$ kubectl get node
NAME                                                STATUS   ROLES    AGE   VERSION
ip-xxx-xx-xxx-xxx.ap-northeast-1.compute.internal   Ready    <none>   XXm   v1.XX.X-eks-XXXXxxX
ip-xxx-xx-xxx-yyy.ap-northeast-1.compute.internal   Ready    <none>   XXm   v1.XX.X-eks-XXXXxxX
ip-xxx-xx-xxx-zzz.ap-northeast-1.compute.internal   Ready    <none>   XXm   v1.XX.X-eks-XXXXxxX

スタック作成時に指定した「NodeAutoScalingGroupDesiredCapacity」の数だけ Pod が参加されていればOKです。

最後に

IAM ユーザ・ロールの権限設定をAWS側だけで行えるようになりました。
設定変更も簡単なので、アクセスエントリへの移行をお勧めします。

本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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