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【負け惜しみ】構想していたAIエージェント協調プロトコルを供養する

Last updated at Posted at 2025-04-11

本記事について

いわゆるポエムの一種かつ、構想段階のものを先行されたっていう(さっさと動かない方が悪い)よくある事態についての、単なる負け惜しみです。
単に私自身がこの記事を書いておいて、気持ちにケリをつけたかっただけです。

よってなんら技術的な知見を得られるものではありません!

こんなこと考えてた人いたんだと言うのをへ〜と思いたい方、どういう構想だったのか興味ある方だけご覧ください。

Agent2Agentプロトコルについて

2025年4月10日にGoogle Cloudから発表された、昨今流行っているAI Agento同士の連携についてのプロトコルです。

詳細は当該発表記事をご覧ください。

AIエージェント協調プロトコルについて

昨年から私が構想していた、同じようなものです。
(多分私以外にも考えてた人はごまんといるでしょうし、個人や学部・院・企業等の研究でも試作レベルのものはあるんじゃないでしょうか?)

考え始めた時期

将来的にはこういう連携があり得ると考え始めたのが、今年の1月時点(おそらくですが、この時点でGoogleCloudには負けてると思います)。

実際、詳細をもう少し考えようと、ChatGPTとアイデアの壁打ちをしたのが2月(相談した時の見出しが残ってまs)。

スクリーンショット 2025-04-11 13.01.01.png

残骸

で、その時のアイデアの残骸がこちらです。

細目は異なるでしょうが、AIエージェント同士の連携を目指したプロトコルを想定していたことは伝わるかと思います。

コンセプトは「(AIエージェント同士の)口コミ・専門家同士の人脈」でした。
自分の使うAIエージェントは、そのユーザーの求める答えを直接的に知らなくても、他のよりその課題に詳しいAIエージェントの力を借りられるようにすることで、AIエージェントの回答精度・機能を拡張します。

自分がAIエージェントにやってほしい機能について、自前でAIエージェントに機能を組み込むのは、それがRAG的な機能(例えば経路検索や正確なPOI検索など、LLMのモデルでは実現困難なもの)であればあるほど、実装は煩雑になります(API利用の申し込み、支払い、機能の組み込みなど)。

こうした機能拡張を、「すでにそれを実現したAIエージェント」との間の緩い連携で解決できるのでないか?と構想したものです。

エンジニアでも、よく「⚪︎⚪︎について知りませんか?こう言うことですか?」と同僚や知人に聞くことはあるかと思います。
同僚や知人が答えを持っていなくても、「××さんなら知ってるかも?」と代わりに聞いてくださったり、紹介してくださったりはあるかと思います。

そうした口コミ・人脈をAIエージェント同士で仕組み化することで、実装工数を減らすとともに、自社で構築したAIエージェントの活用される場が広がるのでないか?(通常自社で構築したAIエージェントは自社ユーザーしか使いませんが、連携網に乗ることで他エージェントから使用され、その対価を得られる)と言うのがアイデアの発端でした。

最後に

私がしたかったのはAIエージェント同士を協調させることで、低コストに機能拡張を図ることであって、自前のプロトコルを実装・普及させたかったわけではありません。

単に私の思いついた当時、先行事例がなかったので、じゃあ自分で作るかと思っただけで。

Google CloudのAgent2Agentプロトコルの全貌をまだ全て見たわけではないですが、私のやりたかったことは十分実現できそうなので、現時点、私自身のAIエージェント協調プロトコルを進める気はありません。

むしろAgent2Agentプロトコルが出てきたので、そっちを勉強します。

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