#8.メニューを作ろう!
QtCreatorの画面から、__.ui__ファイルをダブルクリックすると、デザインモードになる。(練習用の.uiファイルは、mainwindow.ui )
[1] File: ファイル(F)
デザイン画面の左上に「ここに入力」があるので、ダブルクリックすると、テキスト入力モードになるので、__「File」__と入力して、Enter
このメニューに入力した文字が、QMenuオブジェクト名になるので、ここでは、あえて「ファイル(F)」と入力としない。
メニューの表示する文字は、あとでプロパティを変更するので、最初は、オブジェクト名を入力しよう!
[2] Open: 開く(O)
上の「File」と入力して、Enterした後に 今度は、下の段に「ここに入力」と「セパレータを追加」が表示されるので、__「ここに入力」__をダブルクリックして、「Open」と入力して、Enter
すると、QtCreatorのアクションエディタの画面に__「actionOpen」__が追加される。
[3] セパレータの追加
Openの下に区切り線を入れるので、__「セパレータを追加」__をダブルクリックすると、区切り線が登録される。
[4] Save: 保存(S)
更に下の__「ここに入力」をダブルクリックして、「Save」と入力して、Enter
すると、QtCreatorのアクションエディタの画面に「actionSave」__が追加される。
[5] SaveAs: 名前を付けて保存(A)
更に下の__「ここに入力」をダブルクリックして、「SaveAs」と入力して、Enter
すると、QtCreatorのアクションエディタの画面に「actionSaveAs」__が追加される。
※「SaveAs」を「Save As」とスペースを空けると、「actionSave_As」になるので注意
[6] セパレータの追加
SaveAsの下に区切り線を入れるので、__「セパレータを追加」__をダブルクリックすると、区切り線が登録される。
[7] Exit: 終了(X)
更に下の__「ここに入力」をダブルクリックして、「Exit」と入力して、Enter
すると、QtCreatorのアクションエディタの画面に「actionExit」__が追加される。
[8] actionExitに終了の処理を書く
アクションエディタ画面より、__「actionExit」をクリック、続けてマウスの__右ボタン__をクリックすると、ポップアップ メニューが表示されるので、「スロットへ移動」__をクリックします。
QAction trggered()をタプルクリックすると、自動的にC++のエディタに移動します。
#9. mainwindow.cppにC++のコードを書く__
void MainWindow::on_actionExit_triggered()
{
}
と、自動的にイベントを処理する関数が作られているので、ここで初めて、今回 C++コードを書きます!!
完成形は、下記のようになります。
void MainWindow::on_actionExit_triggered()
{
this->close();
}
__「thi」と入力するだけで、候補が表示されるので、「this」__をup/downキーを動かして選択して、Enter
次に__「.」ピリオドを入力すると、また候補が出てくるので、そのまま「cl」を入力して、「Close」__をup/downキーを動かして選択して、Enter
ここまでで、「this->close()」となっているので、C/C++言語の文法
行の最後は、「;」セミコロンで終わるので、__「;」__を入力して、Enter
入力が終わったら、QtCreator画面のメニューより、__[ファイル(F)| Save All]__をクリックする。
#10.動作の確認!!
画面の左下にある、右三角マークの__「実行」__ボタンをクリックすると、何やら右下側にビルドしている状況が表示され、「MainWindow」が出てくる!
作ったアプリのメニューで、__[File | Exit]__で、アプリが終了することを確認しましょう!!
#11.コードの補完機能
QtCreatorには、__FakeVim__と言うエディタが内蔵されており、これがコードを入力するときにアシストしてくれる。
Microsoftの__VSCode__に比べると、ちょっと見劣りするが使えるレベルになっている。
今回は、ここまで次回は、「ファイルを開く」を作ろう!!です。