Haxeを書くときに使うエディタ・IDE
Haxeを書くときに一つ決めなければならないことがあります。
そう、エディタをどうするか、ということです。
プログラマの商売道具であるエディタを選ぶ作業はとても重要なのです。
では、Haxeはどんなエディタで書けるのでしょうか。
Javaなどの言語ならナイスなIDEが沢山あり、ヨリドリミドリなのですが、Haxeだとそうもいかないようです。
ちょっとどんなエディタがあるか見てみましょう。
このページを見ると、
Javaなどの言語ならナイスなIDEが沢山あり、ヨリドリミドリなのですが、Haxeだとそうもいかないようです。
この言葉には矛盾があると思われるかもしれません。
しかし、Linuxを使用しているなら、それだけでもプラットフォームの壁がありますし、
そうでなくてもすべてのIDEが活発に開発が進められているとは限りません。
では、いくつかのエディタ・IDEを例に挙げて、なぜ採用に至らなかったのか見てみましょう。
Intellij
確かに使いやすいIDEで、特に不便もなく使えていました。
しかし、Haxe用プラグインのアップデートによりバグが生じ、現在は自動でコンパイル -> 実行ができない
(OpenFL、hxcpp使用時)
謎のコンパイル時エラーを吐きそこで止まってしまいます。
正確には、コードのコンパイル自体は正常にできているのですが、
おそらくhaxeコンパイラの出力をintellijプラグインが文字解析する際のプロセスに何らかの不具合があり、
正常な出力をエラーとして認識してしまっていると考えられます。
コンソールを別で開き、手動で生成された実行ファイルを実行するするなどの手段で実行可能です。
monodevelop
そもそも謎のエラーを吐き、コンパイルできない。
gedit
インストール用にシェルスクリプトが用意されていましたが、そもそもそのスクリプトに問題がありました。
手動で治すも、プラグインの実行がうまく行かず断念。
FlashDevelop
windowsのみ対応。素晴らしいIDEだと思います。
windowsをお使いなら、これで問題ないでしょう。
Emacs
宗教的な理由により、使用できません。
Linuxで使えるエディタ
というように、色々と壁があります。
上で述べたようにwindowsならFlashDevelopで問題ないでしょう。
しかし、そうはいきません。
Intellijは使いやすいIDEで、バグが出るまでは僕も使っていたのですが...
最終的に僕が選んだのはvimでした。
Haxeを書くためのvimプラグインがあり、
設定もそこまで難しくなかったです。
ctagsなどと組み合わせることにより、前述のIDEと変わらないくらいの機能性を持たせることが可能です。
(ctagsの設定ですが、Haxe IDE and Editorsの下の方に載ってます。)
Qiitaにもvimプラグインの設定方法を書かれている方がいらっしゃるので、参考にされてみてはいかがでしょうか。
是非試してみてください!