MacでAviUtlを使う方法

  • 3
    Like
  • 2
    Comment

以前からも「Wine」とよばれるソフトを用いてWindows用ソフトをMac上で起動することはできました。しかし、手順が煩雑でメンテナンスもしにくく、初心者には敬遠されがちでした。

そんなWineですが、EasyWineという優秀なWineラッパーの登場により、格段に利用の敷居が下がりました。今回は、このEasyWineを用いて、実際にAviUtlを使用可能な状態にまで設定する手順を説明したいと思います。

EasyWineとは?

EasyWine.app は OS X で Wine を簡単に使えるようにしたアプリケーションです。
公式サイトより

Wine (ワイン)は、オープンソースの Windows API 実装を通じて、主としてx86アーキテクチャ上のUnix系オペレーティングシステム (OS) においてWindows用アプリケーションをネイティブ動作させることを目標とするプログラム群である。
Wine - Wikipedia

環境変数一覧

EasyWine.app/Contents/Resources/Scripts/Loader.shを実行することでも確認できます。

環境変数
LANG ja_JP.UTF-8
WINEPREFIX $HOME/Library/Caches/Wine/prefixes/defaults
XDG_CACHE_HOME $HOME/Library/Caches/Wine
XDG_CONFIG_HOME $HOME/Library/Caches/Wine
XDG_DATA_HOME $HOME/Library/Caches/Wine

注意事項

EasyWineでexeファイルを起動する際、必ずexeファイルの使用要件を確認してください。

ランタイム等は基本的にEasyWineには含まれてないので、手動で導入する必要があります。

※公式サイトによると、「いくつかのDirectX9ライブラリ」は同梱しているとのことです。

EasyWineのインストール

1. EasyWineのダウンロード

以下のサイトからEasyWine本体を入手します。

https://matome.naver.jp/odai/2140238022377155001

サイトの中の「ダウンロード」という項目の一番上にあるリンクをクリックします。

20170704165538.png

クリックするとGoogleドライブに飛ぶと思うので、EasyWine-20170416_wine-2.6.dmgというファイルをダウンロードしてください。

(「ファイルサイズが大きすぎてスキャンができない」等の警告がでることがありますが無視して大丈夫です。)

2. dmgファイルを開き、インストールを行う。

先程落としたEasyWine-20170416_wine-2.6.dmgをダブルクリックして開きます。

20170704170025.png

EasyWineをApplicationsフォルダに移動します。

これにてインストールは完了です。

AviUtlと拡張編集の導入

導入に関しては、以下のサイトの手順に従って拡張編集プラグインの導入までを行います。

http://aviutl.info/dl-innsuto-ru/

※x264.guiExプラグインに関しては、自動インストーラーがWine上で正常に作動しないため、手動インストールを行います。これに関しては別記事にまとめます。

1. ダウンロード

以下のサイトから、AviUtl本体と拡張編集プラグインをダウンロードします。

http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/

20170704171402.png

2. インストール

ダウンロードしてきたファイルを全て解凍します。

解凍したexditXXフォルダの中にある全てのファイルを、同じく解凍したAviUtlフォルダへ移動します。

20170704172157.png

以上でAviUtlと拡張編集の導入は完了です。

最終的に完成したAviUtlフォルダは、Mac内のどこに設置しても大丈夫です。

以上で必要なものの導入は全て完了しました。

AviUtlの起動

起動するには、先程導入したAviUtlフォルダ内のaviutl.exeをダブルクリックします。

起動できない場合は、aviutl.exeの上で右クリックをし、メニューから「このアプリケーションで開く」→「EasyWine」を選択します。

「このアプリケーションで開く」メニュー内にもない場合は、「その他」を選択し、Applicationsフォルダ内のEasyWineを選択し、「開く」を押してください。

正常に導入できていれば、aviutlが起動すると思います。

お疲れ様でした。

AviUtlの導入後やること

基本的には、AviUtlのことに関しては、以下のサイトを参考にするのがいいと思います。

http://aviutl.info/intro/

入力プラグイン

http://aviutl.info/l-smash-works/

出力プラグイン

現時点で、Wine上でのx264guiExの動作確認ができていません。
そのため、AVI出力をし、エンコーダ等のソフトを用いてMac側でmp4等に変換するようにしてください。

最低限の初期設定

http://aviutl.info/syokisettei/

フィルタの順序

http://aviutl.info/firutazyunnzyo/

FAQ

Cドライブにあたる場所はどこですか

WINEに関するファイルは、WINEPREFIX以下に作成されます。

Cドライブにあたるパスは~/Library/Caches/Wine/prefixes/default/drive_cです。

インストーラーによってインストールされたソフトは、この中のProgram Filesに入ることが多いです。

エクスプローラーにあたるものはどれですか

ApplicationsにあるEasyWine本体EasyWine.appを起動すると、Wine エクスプローラーが起動します。

インストールしたソフトを起動するにはどうすればいいですか

以下の二種類があります。

  • Wineエクスプローラーから起動
  • exeファイルを直接ダブルクリックして起動

起動中に上部のOSXメニューバーを表示したい

EasyWineでは、デフォルトでOSXメニューバーを非表示にするように設定してあります。

これを解除するためには、以下のサイトを御覧ください。

http://mattintosh.hatenablog.com/entry/20141006/1412575057

具体的には、共有ライブラリlib/wine/winemac.drv.soへのシンボリックリンクを書き換えることによって表示・非表示の変更が可能となります。

OSXメニューバー表示

$ cd /Applications/EasyWine.app/Contents/Resources/wine/lib/wine
$ ln -fs winemac_nohide.drv.so winemac.drv.so

OSXメニューバー非表示

$ cd /Applications/EasyWine.app/Contents/Resources/wine/lib/wine
$ ln -fs winemac_autohide.drv.so winemac.drv.so

参考

http://mattintosh.hatenablog.com/entry/20140706/1404653173