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WindowsのSourceTreeでShift-JISのデータを扱う

Last updated at Posted at 2023-08-03

出来ればUTF-8統一が良いですが、案件ごとに事情が異なるため調査しました。

コミット前のステージングの画面での文字化けを防ぐ場合

SourceTreeのアプリケーションを落としてから開始してください。

.gitattributesファイルをプロジェクト直下に配置します。
文字コードを適用したい拡張子とdiff=の後に文字コードを設定して保存します。

*.txt diff=sjis

git bash から下記の設定を入力します。

git config --global diff.sjis.textconv "iconv -f sjis -t utf-8"

iconvという標準の変換機能を使ってSHIFT-JISファイルを変換します。
※cp932の場合は下記も入力してください。

git config --global diff.cp932.textconv "iconv -f cp932 -t utf-8"

補足

※上記コマンド実行でユーザ配下のgitconfigに設定が記述されます。

[diff "sjis"]
    textconv = iconv -f sjis -t utf-8
[diff "cp932"]
    textconv = iconv -f cp932 -t utf-8

補足2

SourceTree上でファイルをステージしたときには文字化けしなくなるのですが
ステージする前の状態だと化けてしまう可能性があります。
コミットするときは変更を追加しますし、十分差分を見るのには使えるので、困らないとは思います。

コミット後の履歴画面での文字化けを防ぐ場合

プロジェクト直下の.gitattributesに下記を追記します。
別の設定と合わせて追記する場合は半角スペースを空けて末尾に追加してください。

*.txt text working-tree-encoding=sjis diff=sjis

既にShiftJIS のファイルをコミット済みの場合は、.gitattributes を編集した後の場合は
下記のコマンドで一括でSHIFT-JISを修正できます。

git add --renormalize .

補足

working-tree-encodingは実際のコミットしたファイルのエンコードは変わらず
内部的に設定されたエンコードで変換して表示する設定です。

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