この記事は?
メリークリスマス!@cosmeメディアの開発を担当しています、アイスタイル・エンジニアの村田です。アイスタイルには、勉強会やLT運営など、さまざまなエンジニア向けイベントを行う勉強会運営委員会という組織があり、村田も所属しています。個人的にも、社内外の折衝など多岐に動いてきました。今日は委員会が1年間で行ったことを振り返ってみます。
※毎年振り返りにアドベントカレンダーを書く文化があります
勉強会運営委員会とは
勉強会運営委員会とは、2021年から本格的に始動したアイスタイル内で様々な勉強会を企画・運営し、最終的にはアイスタイルのエンジニアの市場価値を上げまくろうという組織です。社員、業務委託含め10人近いメンバーがおり、それぞれが目標達成に向かって日々尽力しています!
委員会の今期の活動方針は、
・インプットからアウトプットへの循環を形成する
・社外へのアウトプットも試みる、でした。
2023年の振り返り(本題)
🍇TMモデリング勉強会
外部コミュニティ「TMの会」の勉強会会場にアイスタイルの会議室を提供して、社員にも参加してもらった。
データモデリング勉強会、SQLインデックスチューニング勉強会、SQL入門勉強会などを開催した。
勉強会後の懇親会の開催が上手く行かず、これに関しては現在も模索中との事。
🍍テク子の部屋
テク子の部屋という名前のSlackハドルミーティングを使ったラジオ番組を運営した。
元アイスタイルCTOの竹澤さんと、社内で各所に散らばっているエンジニアを毎回ゲストとして呼んで、月1のランチタイムにテーマトークをし、その様子をSlackのハドルミーティングで放送した。基本的にはアイスタイル所属歴が長いエンジニアの方をゲストに招き、アイスタイルでの出来事や、これまでのエンジニア歴でのお話をしていただいた。過去のお話を聞くこと大変役立つ内容が多く、またリモートで見えづらくなってしまった人と成りを改めて知る機会となった。
また、ラジオ参加者からフレッシュなエンジニアの方の話も聞きたいという声をいただき、第5回は新卒エンジニアの方をゲストに招いた。新卒の方からは配属部署の選び方など、新卒の方を迎える側として無かった観点を聞くことが出来た。
🥝勉強会紹介タイム
社内で勉強会の機運を醸成することは勉強会運営委員会の大事な機能の一つである。connpassなどで開催されている各勉強会をメンバーで見合い意見を出すことで、どういった勉強会を開催できそうか知見を貯めた。同時に社内のメンバーへの近々開催されるホットなイベントの共有も行なっていたが、実際に参加したことの計測が難しいため、委員会側のモチベーションが続きにくいという課題が判明した。
🍑テックブログReborn
今まではWordPress製のサイトが公式テックブログと位置付けられていたところを、QiitaおよびZennにも組織アカウントを作り、それぞれの自由意志で好きなプラットフォームに投稿できるようにした。
また、記事を書くガイドラインがないことが皆が記事を書く障壁になっているのではないか、という意見があり、コンプライアンスのチェック事項を設けるとともに、記事を公開する前に、技術レビュー1人、勉強会運営委員会1人それぞれの承認を得てから記事を出せるようなフローにした。レビュー効率化の一環として、Backlogで記事レビューをタスク化することで管理しやすくなり、効率がとても高まった。
Rebornしたてのタイミングは投稿者側も最初に投稿する躊躇いがあると考え、週2の間隔で記事を投稿する「スタートダッシュキャンペーン(社内名称)」を企画。有志を募り10月に開催し、無事完走することが出来た。
🍐OBを招いての技術勉強会
Lambigさん、というかつてアイスタイルでリードエンジニアをしていたOBエンジニアをお呼びして、DI(Dependency Injection)に関する勉強会を行った。Javaを扱う内容が多く、普段Javaに触れていないメンバーは苦戦していたことから、勉強会運営目線としてテーマ選定の難しさを感じた。内容は非常に充実していたので、運営目線でより参加者に優しい形での開催を目指したい。
🍒セキュリティWAF勉強会
アイスタイルにセキュリティ的な支援をしてくれているベンダーにご協力いただき、2回にわたって開催された。セキュリティの基礎知識だけでなく、WAFの挙動まで、深掘りするような内容であった。
🥥毎回のエンジニア月次会主催
アイスタイルでは、部門を横断した情報共有やナレッジシェアの場としてエンジニア全員が参加するエンジニア月次会を開催している。今年から勉強会運営委員会が企画運営を行なっている。
毎回、部門ごとに発表者を募り、業務上の成果や、チームでの取り組みなど様々なテーマで発信がされている。AWSの資格支援情報など、そういった情報発信と勉強会運営委員として勉強会開催の情報まで多岐にわたって発信した。大勢のエンジニアの前で、進行や発表をするのは少々緊張したものの、普段関わりのないメンバーに顔を覚えてもらうなど、意外な面でのプラスもあったことは収穫であった。
🍏アドベントカレンダー2023の実施
アドベントカレンダーを実施した。1ヶ月に30本近い記事を各メンバーで書き上げ、色とりどりの記事が発表された。前述の通り、レビューのタスクをBacklogに集約し、フローを整備したことで効率よく実施できた。
🍌社外とのイベント共催の推進
アイスタイルでは、エンジニアの外部勉強会、交流会の参加をサポートする支援があるなど、社内だけでない外部との交流も推奨されている。そうすることによって、エンジニアが知見を得るだけでなく、社外にも繋がりを作りつつ、イベントの共催なども各メンバーで積極的に進めている。
(LTなど、istyle社とのテック系イベント共催などをやりたい会社さまがいらっしゃいましたら、ご気軽にお声がけください!)
アイスタイルの勉強会運営委員連絡窓口、
suzukitoのXアカウントはこちら。
終わりに(2024年に向けて
勉強会運営委員会は2023年、数多くの施策を実施してきました。来年も、アイスタイルの良い将来に向かって数多くの施策をやっていきたいと思います。皆様におかれましては、良い年の瀬をお過ごしください。