建築コスト管理システムを作成する
建築コスト管理(工事原価管理)システムを作成する。
Access で入力して、Excel に出力する方法で作成しようと思う。
画面や印刷は、Excel に出力する
建築コスト管理は、多くの経費・管理費が発生し、実行予算や実績・支払管理など、かなり複雑で1画面での表現機能も多彩でないといけない。
そのため、画面や印刷の出力は、Excel を採用する。
Excel は、ブックにプログラムコード(マクロ)を記述するために、プログラムの保守がやりづらい。
そのようなことを避けるために、Excel のブックは、出力用の作業領域として利用し、作業用ブックに記述するプログラムコードは、メニューを開く処理だけにして、主要なExcelのプログラムは、マクロファイル(xlam)で作成し、作業用のデータブックとは切り離して作成する。
データ入力は、すべて Access で行う
Excel には、[Accessの起動]と[Accessデータの集計]の2つのメニューを作成する。
- Accessの起動・・・[入力データベースを起動する]
- Accessデータの集計・・・[支払台帳を再集計する]
[入力データベースを起動する]を押すと、Access が起動するようにする。
Accessでは、下図のような画面で、実行予算や支払い実績などのデータを入力する。
集計作業は、Excelのプログラムで、入力したデータを集計する。
[支払台帳を再集計する]を押すと、下図のような画面が表示され、指定した月のデータを集計する。
集計データは、Excelに転記される。
データの分析などの計算式は、Excel で設定する。
このような方法で、ExcelとAccessを連携したシステムを作成しています。
このプログラムを改良して作成しています。
ExcelとAccessを利用することで、効率よくプログラムが作成できます。