はじめに
Vue.jsやReact.jsなどのJavaScriptのフレームワークや、AWSのAmplifyなどを使うときに、Node.jsの環境が必要になることも多いと思います。
この記事では、私がUbuntu 22.04 Serverの環境に、nvmを使って複数のバージョンのNode.jsをインストールし、使用するバージョンに切り替える方法を調べたので、備忘録のために記事として作成します。
nvmをダウンロード
git clone https://github.com/creationix/nvm.git ~/.nvm
nvmのパスを有効化
.bash_profileや.bashrc等(環境に合わせて)を編集し、下記を最終行に追記します。
※Ubuntu 22.04の場合は、.bashrcに追記します。
if [ -s ~/.nvm/nvm.sh ]; then
source ~/.nvm/nvm.sh
fi
追記したら、手動で
source ~/.nvm/nvm.sh
を実行するか、SSH等から一度ログアウトして、ログアウトしなおすと、nvmを使える状態になります。
インストール可能なバージョンを確認
nvm ls-remote
あるいは、LTS(Long Term Support)を使う場合は、
nvm ls-remote --lts
を実行し、インストール可能なバージョンを表示し、インストールするバージョンを決定します。
Node.jsをインストール
ここでは、本記事執筆時点において、LTSで最新の v18.15.0
をインストールします。
nvm install v18.15.0
使用するバージョンに切り替える
複数のバージョンをインストールした環境で、これから使用するバージョンに切り替えるには、
nvm use v18.15.0
のように実行することで、切り替えることができます。
次に、
node -v
を実行して、指定したバージョンに切り替わったことを確認します。