Vmware Workstation16 からのお引越し
vmware WorkstationにあるAlmaLinux8(CentOS8同等)を、Proxmox 7.4 に migration(お引越し)してみます。単にそれだけでもすこしはまりました。
OVFエクスポートする際の注意
Vmware WorkstationのVMを選択してOVFメニューが活性化されないケースがあります。この理由は、該当VMが暗号化指定されているためOVFエクスポートができないためです。ですので強制的に vmdk を Proxmox にもっていっても、qm でコンバートできないとエラーになります(理由がわからず、割とはまった)。
Proxmoxで OVFインポート作業
OVFエクスポートで出力された ovf/mf/vmdk の3ファイルを Proxmox にssh転送します(手順は割愛)。Proxmox のコンソール(root) で以下のコマンドを実行する。
このとき id として指定するのは、作成済み id を指定すると怒られるので注意する。
書式:qm importovf id xxx.ovf local-lvm --format qcow2
下記コマンドでは、id=111 を指定している。
# qm importovf 111 almalinux.ovf local-lvm --format qcow2
ProxmoxでのVM状態
qm コマンドでインポートが成功すると Proxmox の VM が生成されます。
下記がデフォルトの状態。
この状態で起動してみる。と。dracut
プロンプトになってしまい起動してこない。
・VirtualBoxからProxmox VEに仮想マシンを移行した話
ハードディスクをideに変更すると起動できた
ハードディスクが認識できないのではとぐぐってみた結果、ビンゴでした。ideに変更するといいらしい。
・VM Migration Issue - LVM on CentOS 7 Guest
くるか?
きたああああああああああああ
最終的な結果
若干ide・・・と気にはなるものの migration できることが目的なので結果よし。