Zabbixとは
「サーバー、ネットワーク、アプリケーションを集中監視するためのオープンソースの統合監視ソフトウェアです。監視、障害検知、通知機能を備えています」とあります。昔10年位前に監視設定するためインストールした記憶があり、個人的に懐かしいな~~って感じでいたら、最新7.0までになっていてびっくり。
あと某有名SIerさんの会社も参入していて2度びっくるw
Zabbixサーバのインストール(前準備)
Zabbixのサイトで ”使用するバージョン/OS/OS バージョン・・・” を選択するだけでインストール方法を示してくれます。
好きなOS(Linux)を使用すればよいと思います。私は AlmaLinux 9 を使用します。
Zabbixサーバのインストール(インストール前にやっておくべきインストール)
タイトルの日本語が正しくないかもしれませんが、Zabbixで使用するデータベース(ここでは MySQLで進めます)は、事前にインストールしておく必要があります。そうでないといきなりスキーマ設定から始まり詰む。
そんなこと回避するため事前に MySQLをインストールしておきましょう。
# dnf install mysql-server
# systemctl enable mysqld
# systemctl start mysqld
# mysql_secure_installation
Zabbixサーバのインストール
データベースをインストール&セットアップ済みであれば、あとはZabbixのサイトで ”使用するバージョン/OS/OS バージョン・・・” 選択した後に表示されている 「Install and configure Zabbix for your platform」以降を実行すればよい。
手順とおりに実施すれば、ログイン画面が表示されるので「ユーザー名にAdmin,パスワードにzabbix」と入力しログインできるはず。
Zabbixを日本語化したい
日本語にしたい!!
# dnf -y install glibc-locale-source glibc-langpack-ja zabbix-web-japanese
ついでにタイムゾーンとロケールなども
# timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
# localectl set-locale LANG=ja_JP.utf8
# localectl set-keymap jp106
# localectl
Zabbixエージェントのインストール
Zabbixサーバと対になるバージョンのエージェントをインストールします。ここでも AlmaLinux 9 を使います。
# rpm -Uvh https://repo.zabbix.com/zabbix/6.4/rhel/9/x86_64/zabbix-release-6.4-1.el9.noarch.rpm
# dnf install zabbix-agent
インストールが終わったら /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf
を編集します。
Zabbixサーバ側でのホスト追加
Zabbixサーバ側でホスト追加をする必要があります。ホスト追加手順は割愛しますが、しばらくするとエージェントの状態が ”緑色” になります。
”緑色” にならないサーバがあり、どうやっても原因が分からず・・・w
Zabbixでログ監視
ずいぶん昔に触ったときに覚えたような気がするのですが、”アイテム/トリガー” をすっかり忘れていたようで2時間ぐらい勉強しました。そしてわかりやすいサイトがあったのでご紹介します。
Zabbix触ってみて
本音でいうと”使いにくい”です。操作の動線が分からずらい。
と思ってましたが、慣れるとそこそこ使えるようになりました。
結果個人的に思った点として
・初期テンプレートを使用することで運用準備が軽減できる。
・マップ機能を使うと非活監視が分かりやすい。
・ダッシュボードカスタムすることでできる奴っぽく見えるw。
・障害時のチケット管理がやりやすい。
ですかね。
Zabbix + Proxmox
ちょっとかっこいいかもw って思いました。