はじめに
ターミナルの基礎中の基礎を備忘録としてまとめていきます。
環境
Windows
GitBash
そもそもターミナルとシェルの違いは?
・ターミナル
黒い画面でコマンドをポチポチ打ってシェルに命令を送る為のソウフトウェア。
(例)GitBash,ターミナル(Macにデフォルトで入っているソフトウェア)
・シェル
ターミナルで受け取ったコマンドをOSの中枢であるカーネルに伝えるソフトウェア。
(例)bash, zsh, tcsh
ターミナルで自分が使っているシェルを確認するには下記コマンド。
$ echo $SHELL
↓
/usr/bin/bash
私はbashを使っていたようだ。
各ディレクトリの違い
最低限、理解しておかなくてはならないディレクトリが下記の3つだ。
・ルートディレクトリ
・ホームディレクトリ
・カレントディレクトリ
それでは順番に説明していこう。
1.ルートディレクトリ
一番上のディレクトリの事。
記号ではスラッシュ「/」で表記される。
それではここでターミナルで確認してみよう。
試しにpwdコマンドを打ってみると下記のように表示されるはずだ。
$ pwd
↓
/c/Users/ユーザ名
pwdコマンドはルートディレクトリからカレントディレクトリ(現在自分がいるディレクトリ)までのパスを表示してくれるコマンドだ。
スラッシュ「/」から始まっているだろう?これがルートディレクトリだ。
2.カレントディレクトリ
前述したとうり現在自分がいるディレクトリの事。
3.ホームディレクトリ
ユーザ事に用意されたPCの保管領域の事。
小難しく言ったが、要はUsers配下にある名前のフォルダ。
田中太郎君のPCならtaroとかいう具合。
記号ではチルダ「~」で表記される。
ターミナル起動時の初期ディレクトリはデフォルトではホームディレクトリになっているんだ。
さて、それではターミナルを開いてみよう。
下記のようにプロンプトの一番右にチルダ「~」があるだろう?
※プロンプトとはターミナルを開いたときに、最初から表示されている文字列。
プロンプトが表示されているという事は"入力を受け付けてまっせ!"という状態。
taro@myPC MINGW64 ~
相対パス・絶対パス
相対パスはカレントディレクトリからのパス。
絶対パスはルートディレクトリからのパス。
それは分かってんだけど、絶対パスからの指定ってイマイチ分かっていないんだよな~って人の為に両者の指定方法の違いを説明。
1.相対パス
例えばカレントディレクリ直下のディレクトリに移動する時は普通にcdコマンドでOK
※カレントディレクトリ配下にtestディレクトリがある前提。
$cd test
2.絶対パス
ルートディレクトリからのパス。
記述する時は、スラッシュ「/」から書き出せばOKだ。
※ルートディレクトリ配下にbinディレクトリがある前提。
cd /bin
カレントディレクトリがどこであろうと、絶対パスで記述すれば一発で移動できるのは便利だ。
絶対パスを書きたい時はスラッシュから書けばOKと覚えておけばいいだろう。
ちなみに一気にホームディレクトリに戻りたい時は引数ナシcdコマンドでOK。
またホームディレクトリを意味する「~」に会えるぞ。
読み方は何だっけ?そう。チルダだ。
まとめ
駆け出しエンジニアの方の一助になれば幸いです。
また、誤った記述があった際などお気軽にコメントいただけると嬉しいです。