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streamlit のデータの流れまとめ

Last updated at Posted at 2024-11-14

背景

streamlitを触っているとたまにデータの流れや処理の流れで混乱するのでまとめておきます

基本はこれ

  • スクリーン上の何かが更新されたら、Streamlitのスクリプトが再実行されます
    • コードが修正された時
    • ユーザーがapp上でwidgetsとインタラクトした時
  • on_changeやon_clickが呼ばれるとその時点でcallbackが呼ばれます

cacheとsession

sessionとcacheの違い

  • cacheは全てのsessionの全てのユーザーに対して利用できる
  • sessionはsingle sessionでのに利用できる

chacheとは

sessionとは

  • appを見るためのinstance
  • 2つのタブからあるappを表示している場合、そのブラウザは2つのsessionを持っている
  • ブラウザをリフレッシュしたり、リロードするとsessionはリセットされる

formとは

  • 基本入力欄に更新があると、streamlitはスクリプトを上から下まで上から下まで再実行され、アプリのフロントエンドが更新されるが、form内のインプットはsubmitされるまで再実行が走りません

fragmentsとは

  • fragmentsを定義すると、再実行するスコープを定義できます

入力欄の実行順序

入力欄に値を入力すると

  1. st.session_state の値が更新される
  2. コールバック関数(もしあれば)が実行される
  3. ページが再実行され、ウィジェット関数が新しい値を返す

コールバックの処理

  • コールバック関数はスクリプト再実行の前に実行されます
    • コールバック関数が画面に何かを表示する場合、その内容はページの他の部分よりも上に表示されます
  • コールバック関数にargs経由で引数を渡す場合は、inputの返り値を渡さない
    • 返りが値を持つのは次の再実行時なので、渡したい場合は、st.session_state経由で渡す
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